住宅ローンの金利が上昇して返済額が増加

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ページ番号1051238  掲載日 2025年8月12日

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事例

我が家は3年前にマンションを購入して住宅ローンを5000万円、返済期間35年で借りた。金利は低かった変動金利の0.5%、元利均等返済を選択した。最近、金利が上がっているという話をニュースなどでよく見る。この先、子どもの学費などが必要になるので、返済額が増えると支払いが苦しくなる。何か対策はあるのだろうか。

アドバイス

  • 変動金利で元利均等返済の住宅ローンは、金利上昇による返済額の急激な増加を緩和するために、毎月の返済額変更において5年ルール(注意1)、125%ルール(注意2)が適用される場合があります。これは変動金利で元利均等返済特有のルールで、採用していない金融機関もあるので、ローン契約書で確認する必要があります。
注意1 (5年ルール) 借入れ後金利が上昇しても5年間は返済額が変わりません(但し、返済額の利息分と元金分の内訳が変わります)。6年目以降5年ごとに金利の変化に応じて返済額が見直されます。
注意2 (125%ルール) 6年目以降金利が上昇すれば毎月の返済額は増えますが、それまでの返済額の125%を超えることはありません。
  • これらのルールが適用されると当面の返済額の急激な増加は緩和されますが、元本の返済が当初の予定よりも遅れる結果となり、最終期日に残額を一括で返済する事もあり得ます。
  • そのための対処としては家計プランを見直すことをお勧めします。特に支出は子どもの教育費のような、まとまった支出を組み込んだ長期のプランを作り、それを1年ごとに見直していくことが肝要ですが、給料やボーナスの増えた分は極力貯めておき、まとまったところで繰り上げ返済をすることをお勧めします。

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