通販サイトの前払いによるトラブルが急増！

個人名義口座への送金は要注意

事例

　ネット通販でスニーカーを注文。店に指示された個人口座に代金を振り込んだが、品物が届かない。苦情を言おうとサイトを見たら、所在地や電話番号の記載がない。メールで催促しても返信がない（30歳代・男性）。

アドバイス

　ネット通販の利用者が増える一方で詐欺まがいのトラブルも増えています。相談の特徴として、下記の事例があります。

• ほかより安いので注文したが商品が届かない（または違う品が届いた、偽物が届いた）。
• 他店では売り切れの品だが在庫ありの表示だった。
• キーワード検索の上位に現れたので信用した。
• 代引きやクレジットカードも使用可能と表示されていたが、注文後、振り込みで前払いするようサイトに指定された。
• 指定された送金先は、外国人名らしき個人名義の口座だった。
• サイト内の表記や、サイトからきた電子メールの日本語がおかしい。
• サイトに所在地や電話番号が記載されていない。

　最近は高級ブランド品だけでなく少額な日用品まで、ネット通販対象は広範囲です。店（サイト）との契約なのに個人名義の口座へ送金することは不自然です。前払いした後での被害回復は困難ですので、注文時に“怪しい”と感じたら取引は中止しましょう。
 

武蔵野市の消費生活相談

　消費生活センターでは、消費生活に関するさまざまな相談をお受けしています。「おかしいな」「困ったな」と思ったら、すぐにご相談ください。

相談専用電話　0422-21-2971（相談無料）
平日午前9時から午後4時まで
武蔵野市内在住・在勤・在学のかたのご相談をお受けしています。
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