クリーニングトラブル防止のためにできること

受け渡し時には、確認をしましょう！

事例1

ネクタイをクリーニングに出したが、一部が伸びて変形して戻ってきた。事業者からは、「初めから伸びたものを持ってきたのではないか、責任はとれない」と言われた。

事例2

ジャケットをクリーニングに出し、すぐに引き取ったが、出来上がりの状態を確認せずにクローゼットにしまった。6カ月後に着ようとしたが、ジッパーの布地が引きつっていて着られる状態ではなかった。クリーニング店に伝えると「6カ月も過ぎてから苦情を言われても、引き取った後の事故によるものかクリーニング時の処理の仕方の問題かどちらか分からない」と言われた。

アドバイス

クリーニングの受け渡し時には、必ず衣類の状態を店側と一緒に確認しましょう

トラブルは、相互での確認がしっかりとしていれば、防げるケースが多くあります。シミや汗などの汚れがあれば、依頼時に店舗に伝えておきましょう。

万が一クリーニングトラブルが発生した場合には、賠償額は購入時からの経過月数と平均使用年数、物品の使用状況により算出され、購入額の全額が戻ってくるわけではありません。また、受け取り後6カ月以上経過した申し出については補償されません。

Sマーク、LDマークのある店舗では、「クリーニング事故賠償基準」に基づきトラブルの対応にあたります。マークのない店舗でも広く参照されているので、上手にクリーニングを利用しましょう。

困った時は、消費生活センターに相談しましょう。

武蔵野市の消費生活相談

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