「自宅を売りませんか」という誘いに注意!

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ページ番号1044055  掲載日 2023年5月29日

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リースバックは慎重に

事例

認知症の高齢の叔母が分譲マンションに独りで住んでいるが、先日不動産業者が訪問してきて、「マンションを売却してリースバックしないか」と勧められ、契約したと言っている。しかし、叔母の家には担当者の名刺はあるが契約書などはない。叔母は契約内容を理解していないので、解約したい。クーリング・オフできないか。

アドバイス

不動産売却の契約は、クーリング・オフはできません。「リースバック」とは、自宅を売却して現金化した後、家賃を支払いながらそのまま自宅に住み続けるというものです。自宅に住めるメリットはありますが、所有権が無くなるため、家賃を支払い続けなければならず、将来にわたって住み続けられる保証があるわけではありません。

また、売却額が低く押さえられたり家賃が周辺の相場より高いとの苦情もあります。

類似の取引に「リバースモーゲージ」がありますが、こちらは自宅を担保にお金を借り入れるもので、所有権を持ったまま、亡くなった時に担保にした自宅で一括返済するものです。

「リースバック」と「リバースモーゲージ」は全く別なものです。

大事な住まいの契約なので、契約内容がよく分からない場合は、急かされてもその場で契約しないようにしましょう。不明な場合は、早めに消費生活センターに相談しましょう。

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