旧赤星鉄馬邸の利活用について
アントニン・レーモンド設計の旧赤星鉄馬邸と、緑豊かな庭との一体的な利活用により、この環境を将来につないでいくための検討を行っていきます。
保存・利活用に関するアンケートを実施しています。下記回答フォームよりご回答ください。いただいたご意見は検討の参考にします。
旧赤星鉄馬邸について
- 概要
- 旧赤星鉄馬邸は、明治生まれの実業家である赤星鉄馬(1882~1951)の自邸です。チェコ共和国生まれの建築家アントニン・レーモンド(1888~1976)による設計で、昭和9年竣工の鉄筋コンクリート造地階付き2階建ての大規模住宅です。
また、敷地内には緑豊かな庭と共に、市が指定した32本の保存樹木があります。
- 所在
- 武蔵野市吉祥寺本町4丁目26番21号
- 敷地面積
-
4,463.09平方メートル
- 用途地域
-
第一種低層住居専用地域
- 建築面積
-
384.5平方メートル
- 延べ面積
-
635.0平方メートル
旧赤星鉄馬邸見学ツアー動画
建物の特徴と緑豊かな庭をご紹介します。武蔵野市動画チャンネル(YouTube)にてご覧ください。

これまでの経緯
取得までの背景
旧赤星鉄馬邸は昭和9年に竣工した後、昭和19年に陸軍に接収され、戦後はGHQに接収されました。
昭和31年からはカトリック・ナミュール・ノートルダム修道女会が所有し、長らく修道施設として使われていましたが、近年ではシスターのなり手が減ったため閉鎖することとなり、令和3年2月に建物の寄贈を受け、市の所有となりました。
当初、前所有者であるカトリック・ナミュール・ノートルダム修道女会は、民間への売却を検討していましたが、環境の保全を図りたいとの想いが強くなり、市へ取得してもらいたいとの意向が示されました。
市は取得に向けて検討を開始し、土地は公園空白地域であるため公園とし、建物は登録有形文化財の登録を目指すこととしました。
なお、土地については現在、土地開発公社が先行取得しており、今後市が買い戻しをする予定です。
国の登録有形文化財に登録されました
令和4年10月31日官報号外第232号にて文部科学省告示第百三十七号が告示されたことにより、国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。
利活用に関する有識者会議(令和4年10月から)
旧赤星鉄馬邸と庭の一体的な利活用について、有識者から意見を聴取し、助言を求めるための会議です。
利活用に関する市民ワークショップ(令和5年1月から)
「旧赤星鉄馬邸」と庭の一体的な利活用について考える市民ワークショップを実施します。
出張型の展示・意見聴取(オープンハウス)(令和5年6月から)
旧赤星邸の取り組み状況を紹介し、幅広い意見聴取のため、出張型展示を実施します。
【終了しました】旧赤星邸を期間限定で公開 ~一般公開ウィーク~(令和5年5月10日から5月16日)
令和5年5月10日(水曜日)から 令和5年5月16日(火曜日)までの期間限定で一般公開を実施しました。7日間で延べ4917人の方に建物をご見学いただきました。たくさんのご来場ありがとうございました。
今後、秋に一般公開を予定しております。詳細が決まり次第、市報やホームページで広報していきます。
注意
- 令和3年度に実施した建物の耐震診断の結果を踏まえ、現在、建物の常時公開はしておりません
【終了しました】旧赤星邸の一般公開(令和4年10月9日、10月29日)
令和4年10月9日(日曜日)、10月29日(土曜日)に旧赤星鉄馬邸の一般公開を実施しました。多数のお申込みをいただきありがとうございました。
庁内ワーキングの設置による関係法令の整理等を行いました
利活用検討有識者会議の円滑な運営を図ることを目的として令和3年度から令和4年度に庁内ワーキングを設置し、寄贈を受けた歴史的・文化的価値を有する旧赤星邸と緑豊かな庭を、どのように継承し有効活用ができるか関係法令の調査、整理及び検討を行い、報告書にまとめました。
地図
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総合政策部 資産活用課
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1973 ファクス番号:0422-51-5638
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