第37回武蔵野市新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議(令和3年12月24日開催)

第37回武蔵野市新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議において、次のとおり協議した。

開催日：令和3年12月24日(金曜日)

開催場所：武蔵野市役所 対策本部室

報告

(1)1・2回目の市民接種の状況について（12月13日（月曜日）午前9時時点）

対象	対象者数	1回目接種者数	1回目接種率	2回目接種者数	2回目接種率
12-18歳	7,692人	5,669人	73.7%	5,558人	72.3%
19-39歳	39,873人	32,798人	82.3%	32,518人	81.6%
40-49歳	23,622人	20,037人	84.8%	19,923人	84.3%
50-59歳	21,503人	18,519人	86.1%	18,439人	85.8%
60-64歳	8,134人	7,240人	89.0%	7,231人	88.9%
65歳以上	33,893人	31,361人	92.5%	31,160人	91.9%
合計	134,717人	115,624	85.8%	114,829	85.2%

【参考】
都民全対象者（12歳以上）1回目接種率 約 83.8％（12月9日時点）
都民全対象者（12歳以上）2回目接種率 約 82.7％（12月9日時点）

（2）3回目接種に向けた接種体制について

（1）接種間隔前倒しに関する国の考え方
12月17日（金曜日）、国は2回目接種完了から8カ月以上の間隔での接種を原則としながらも、新たな変異株の発生等の状況を踏まえ、2回目接種の完了から8カ月以上の経過を待たずに3回目接種を実施する場合の接種対象者等についての考え方を限定的に示した。概要は以下のとおり。

• 2回目接種完了から6カ月以上経過後に3回目接種が可能となるかた
  ・医療従事者等
  ・高齢者施設等の入所者及び従事者
  ・通所サービス事業所の利用者及び従事者
  ・病院又は有床診療所の入院患者
• 2回目接種完了から7カ月以上経過後に3回目接種が可能となるかた
  ・上記以外の65歳以上のかた
  12月17日（金曜日）に国から発出された通知では、7カ月以上の接種間隔で接種が可能となるのは令和4年2月以降と示された。
  （注意）12月24日（第37回武蔵野市新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議終了後）に開催された厚生労働省による自治体向け説明会の中で、高齢者の前倒し接種について、「施設入所者等について一定の完了が見込まれた段階で、その他の高齢者の接種を令和4年1月から開始して差し支えない」旨説明があった。

（2）2回目接種完了から6カ月以上経過後に3回目接種が可能となるかたの接種について

• 勤務先で接種できない従事者（医療従事者・施設従事者）への対応
  1月22日（土曜日）～30日（日曜日）に実施する市集団接種予約を1月5日（水曜日）からコールセンターのみで受付
• 通所サービス事業所利用者及び従事者への対応
  令和4年1月上旬から、可能な限り各通所施設において通所利用者の接種日程調整、割り振り等を行っていただき、1月以降の集団接種予約を割り当てることを想定。通所施設従事者についても、調整のうえ1月以降の集団接種に割り当てることを想定
• 高齢者施設等の入所者及び従事者への対応
  各施設には、接種間隔前倒しを踏まえ、施設医等ワクチン接種を実施する医療機関と接種日程を再度調整するよう依頼。入所施設従事者も入所者接種のタイミングに合わせて接種する
• 病院又は有床診療所の入院患者への対応
  入院病床を有する、市内医療機関に対して入院患者の前倒接種が可能な旨を周知

（注意）前倒し接種対応に伴うワクチンは、武田／モデルナ社製ワクチンが配分される見込みであることから、上記の接種に関しては原則として、武田／モデルナ社製ワクチンを活用する

（3）令和4年1月の集団接種スケジュールについて

医療従事者等の接種間隔の前倒しに対応するため、1月の集団接種日程を増やして対応する。接種日程は以下のとおり（以下の日程で約3,400人の接種を想定）

日時	場所
1月22日（土曜日）	武蔵野市役所
1月23日（日曜日）	武蔵野市役所
1月27日（木曜日）	むさしのエコreゾート
1月28日（金曜日）	むさしのエコreゾート
1月29日（土曜日）	武蔵市役所、むさしのエコreゾート
1月30日（日曜日）	武蔵野市役所、むさしのエコreゾート

（注意）主に武田／モデルナ社製ワクチンを使用する
（注意）12月24日（金曜日）の国からの説明を受け、高齢者接種を1月に前倒して実施する場合は、上記の他日程を増やして対応する

（4）高齢者（65歳以上）の接種間隔7カ月への前倒し対応を踏まえた接種スケジュール
令和4年2月以降の接種から65歳以上のかたの接種間隔が7カ月以上となったことを受け、以下の日程で予約受付・接種を実施する。

【65歳以上のかた（接種間隔：7カ月）】（注意）2回目接種日の7カ月後の同日以降、接種が可能（令和4年2月以降）

予約できる方	新たに予約の対象となる接種日	3回目接種予約開始日（各日昼12時30分から）
令和3年6月30日までに2回目接種を完了した方	2月1日（火曜日）～3月1日（火曜日）	1月19日（水曜日）
7月14日までに2回目接種を完了した方	2月1日（火曜日）～14日（月曜日）	1月26日（水曜日）
7月31日までに2回目接種を完了した方	2月15日（火曜日）～3月1日（火曜日）	2月2日（水曜日）
		以降、2週間に1回のペースで予約受付の開始・新たに予約の対象となる接種日の追加を予定しています

【64歳以下のかた（接種間隔：8カ月）】（注意）2回目接種日の8カ月後の同日以降、接種が可能

予約できる方	新たに予約の対象となる接種日	3回目接種予約開始日（各日昼12時30分から）
令和3年 6月30日までに2回目接種を完了した方	2月1日（火曜日）～3月1日（火曜日）	1月19日（水曜日）
		以降、2週間に1回のペースで予約受付の開始・新たに予約の対象となる接種日の追加を予定しています

（注意）個別接種、集団接種ともに3回目接種予約開始日に予約開始とする
（注意）個別接種ではファイザー社製、集団接種では主に武田／モデルナ社製を使用することを想定
（注意）3回目接種予約開始日には、予約対象者数を満たす予約枠を設ける予定
（注意）新たに予約の対象となる接種日以外でも、その時点で空いている接種日の予約が可能
（注意）12月24日（金曜日）の国からの説明を受け、施設入所等していない65歳以上のかたを1月から前倒して接種開始するための体制等について、早急に検討を行う。決定次第、ホームページ、SNS等で周知を図るほか、1月15日号市報で上記を踏まえた接種スケジュール等について、周知を行う

（5）2月の集団接種会場について

• 65歳以上のかたの接種間隔が7カ月に前倒しされたことに伴い、2月の接種対象者数が増加したことから、当初予定していた市民文化会館、吉祥寺南町コミュニティセンター、市民会館に、むさしのエコreリゾートを集団接種会場に加えて対応
• 吉祥寺南町コミュニティセンター、市民文化会館でも当初予定よりも多くの日程で接種を実施

（6）予約サポートセンターの開設について

• 高齢者からの予約が多く想定される1月～2月上旬の接種予約開始日当日は、市役所、吉祥寺南町コミュニティセンター、市民会館に臨時の予約サポートセンターを開設し、インターネット予約システムや電話での予約が難しい高齢者の予約を支援
• 各予約日の翌日は在宅介護・地域包括支援センター（市内6カ所）に予約サポートセンターを臨時で開設し、予約支援を実施

（7）「接種券一体型予診票および予防接種済証（臨時接種）」等の発送について

令和3年8月に2回目接種完了したかたへ、令和4年1月25日（火曜日）に送付予定（対象者約28,300人 うち高齢者は約1,300人）

(3)令和4年1月の1・2回目接種実施医療機関について

• 令和4年1月には、現在1・2回目接種を実施している医療機関（小森病院、武蔵境病院、森本病院）に、新たに3医療機関（吉祥寺駅前クリニック、沼田内科小児科医院、スイング・ビル野崎クリニック）を加えて対応
• 2月以降の1・2回目接種については、1月の予約状況等を踏まえ対応を検討

(4)接種証明書(電子)の発行開始について

• 12月20日（月曜日）より、マイナンバーカードとマイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォンを所有しているかたを対象としたスマホアプリによる電子版接種証明書の発行を、一部自治体を除き全国で一斉に開始
• マイナンバーカードやスマートフォンを所有しておらず、電子版の発行ができないかたについては、紙の証明書を発行。これまでは海外渡航の予定があるかたのみが発行対象となっていたが、電子化に伴い国内用途に限るかたも発行対象となった

協議事項

（1）武蔵野市新型コロナウイルスワクチン追加接種実施計画について

武蔵野市新型コロナウイルスワクチン追加接種実施計画（案）を示し、一部修正の上、了承された。

本部長指示

ようやく国から3回目接種の前倒しの対象者等の詳細が示された。内容はわかりにくい部分もあるため、市民を対象とした3回目接種の本格実施に向け、適切な情報提供の必要性が一層増している。必要な情報が市民に適切に伝わるよう、市報や市ホームページなどで、引き続き丁寧な案内をしていただきたい。また集団接種の実施に向けては、関係者間における密な連絡体制の確保に努めていただきたい。

（注意）上記は現段階で検討中のものであり、また今後、国から実施方法の変更等があった場合、変更される可能性がある。