高齢者帯状疱疹ワクチン定期接種について

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ページ番号1050299  更新日 2025年4月28日

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定期接種の対象者で帯状疱疹予防接種を1度も接種をしていない方には、令和7年5月末に予診票を一斉送付いたします。しばらくお待ちください。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。

実施期間

令和7年4月1日(火曜日)から令和8年3月31日(火曜日)

対象者

下記の1~4のいずれかに該当する方が対象です。

  1. 令和8年3月31日時点で65歳の方
  2. 令和8年3月31日時点で70、75、80、85、90、95、100歳になる方(令和7年度から令和11年度までの経過措置)
  3. 令和8年3月31日時点で100歳以上の方(令和7年度限り)
  4. 接種日当日に60~64歳の方でヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能の障害で日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方

令和7年度の対象者早見表

年度末時年齢 生年月日

65歳

昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生

70歳

昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生

75歳

昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生

80歳

昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生

85歳

昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生

90歳

昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生

95歳

昭和 5年4月2日~昭和 6年4月1日生

100歳

大正14年4月2日~大正15年4月1日生

100歳以上

大正14年4月1日以前に生まれた方

50~64歳の方の任意接種助成事業も実施しています。

下記リンクをご確認ください。

自己負担額・助成回数

  • 組換えワクチンの場合、1回目接種時、2回目接種時と、その都度自己負担額を支払います。
  • 生涯で一人あたりいずれか一方のワクチンのみ助成します。
  • 組換えワクチンの接種方法については、1回目の接種から6カ月に至った日の翌日までに2回目の接種をすることが望ましいとされているものの、定期接種の対象者である場合は6カ月以上空いてしまった場合でも、定期接種として2回目の接種が可能です。

対象ワクチン

自己負担額(1回あたり)

助成回数

生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)

【販売名:ビケン】

4,500円

生活保護受給世帯は免除

1回まで

組換えワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)

【販売名:シングリックス】

11,000円

生活保護受給世帯は免除

2回まで

受けられる場所

市内指定医療機関

予防接種の受けかた・必要なもの

4~5月に接種する場合と、6~3月に接種する場合で異なります。

4~5月に接種する場合

健康課への事前申請は不要です。
全額自費(生ワクチン:9,654円(税込)、組換えワクチン:22,854円(税込))で接種し、接種後に市に必要書類を提出することで、接種費用の償還払いを受けることができます。

  • 医療機関には事前に予約してください。
  • マイナ保険証または資格確認書などの住所と年齢がわかる書類を持って、受診してください。
  • 接種後、健康課へ「償還払申請書兼請求書」、領収書原本、予診票の写し、生活保護受給証明書(生活保護受給者のみ)を提出(窓口、郵送)。翌月末、助成額を振込。
  • 償還払いの申請期限は、令和8年3月31日までです。

武蔵野市・三鷹市の指定医療機関で6~3月に受ける場合

市が発行した予診票を使用することで、自己負担額のみのお支払いとなります。

  • 健康課が発行した予診票(令和7年5月末頃一斉発送)を持って、指定医療機関へ予約のうえ受診。
    生活保護受給者は、事前に生活福祉課(電話0422-60-1849)で「受給証明書」の発行を受けてください。
  • 健康課が発行した予診票、マイナ保険証または資格確認書など住所と年齢がわかる書類、生活保護受給証明書(生活保護受給者のみ)を持って受診してください。
  • 自己負担額を医療機関へお支払いください。

武蔵野市・三鷹市以外の医療機関で受ける場合

「予防接種実施依頼書」の交付申請が必要です。

  • 事前に実施依頼書の交付申請をした場合のみ、後日費用の助成(償還払い)が受けられます。(上限あり)
  • 医療機関には事前に予約してください。
  • マイナ保険証または資格確認書など住所と年齢がわかる書類、健康課が交付した依頼書・予診票を持って、受診してください。(予診票は実施医療機関にあるものを使える場合もあります)

(注意)依頼書は申請から交付まで1週間ほどかかりますので、余裕を持って申請してください。

予防接種実施依頼書の交付申請方法

郵送、電子申請または直接健康課へ。

詳しくは下記リンクをご参照いただくか、健康課までお問い合わせください。

帯状疱疹ワクチンについて

  生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)

販売名:ビケン

組換えワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)

販売名:シングリックス

接種回数

1回

2回

(標準として1回目の接種から2カ月後、遅くとも6カ月後までに2回目を接種)

接種方法

皮下注射 筋肉内注射

予防効果

  • 発症予防効果は、50~59歳で69.8%、60歳以上で51.3%
  • 帯状疱疹後神経痛の予防効果は、60歳以上で66.5%
  • 発症予防効果は、統計上5年間持続
  • 発症予防効果は、50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%
  • 帯状疱疹後神経痛の予防効果は、70歳以上で85.5%
  • 発症予防効果は、10年以上は80%を超える有効性あり

特徴

  • 副反応の発生頻度が低い
  • 費用が安価かつ1回接種のみ
  • 基礎疾患等により接種できない場合あり
  • 発症予防効果が高く、持続期間も長い
  • 副反応の発生頻度が高い
  • 費用が高価かつ2回接種が必要

副反応

  • 発生頻度10~50%
    赤み、かゆみ、熱感、腫れ、痛み、硬結(いずれも注射部位におけるもの)
  • 発生頻度1~10%
    倦怠感、発疹
  • 発生頻度1%未満
    関節痛、筋骨格痛、動悸、痛み
  • 重大な副反応(いずれも頻度不明)
    アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎
  • 発生頻度50%以上
    注射部位の痛み
  • 発生頻度10~50%
    注射部位の赤み、注射部位の腫れ、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱
  • 発生頻度1~10%
    かゆみ、熱感、倦怠感、痛み
  • 発生頻度1%未満
    浮動性めまい、鼻咽頭炎、気道感染、無気力症 など
  • 重大な副反応(いずれも頻度不明)
    ショック、アナフィラキシー

(注意)生ワクチンの場合は下記に該当するかたは予防接種を受けられません。

  • 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有するかた、免疫抑制をきたす治療を受けているかた
  • 現在、妊娠していることが明らかなかた

健康被害救済制度について

詳細は下記リンクページをご確認ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課 健康増進係
〒180-0001 東京都武蔵野市吉祥寺北町4-8-10 武蔵野市立保健センター1階
電話番号:0422-51-7006 ファクス番号:0422-51-9297
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