武蔵野市のカーボン・オフセットの取組み

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ページ番号1049029  掲載日 2024年12月23日

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Q(問い)

武蔵野市+鳥取県=?

武蔵野市(武蔵野市長のイラスト)+鳥取県(鳥取県マスコットキャラクターのイラスト)=?の画像

A(答え)

「カーボン・オフセット(注意1)」。武蔵野市は地球温暖化を防止するため、鳥取県と協働し鳥取県の森林整備を促進することにより、カーボン・オフセット(温室効果ガス削減)の取組みを行っています。

(注意1) カーボン・オフセットとは、日常生活において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、できるだけ排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。

ゼロカーボンシティを目指すために

武蔵野市は、令和3年2月に「2050年ゼロカーボンシティ」を表明し、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指しています。カーボン・オフセットは、その取組みのひとつです。

鳥取県との取組み

令和6年8月、家族ふれあい自然体験事業の交流先である鳥取県と、『とっとりの森「カーボン・オフセット」パートナー協定』を締結し、森林整備の促進と地球温暖化の防止について協働してカーボン・オフセットに取り組むため、鳥取県の森林Jクレジット(注意2)を購入しました。購入費用は鳥取県有林の森林整備に充てられます。

(注意2) Jクレジットとは、適切な森林管理によるCO2等の吸収量や再生可能エネルギーの使用によるCO2等の排出削減量等をクレジットとして国が認証する制度で、クレジットの取引により、CO2を減らす活動への支援やCO2排出量を実質ゼロとするカーボン・オフセットなどが行われています。

鳥取県感謝状
鳥取県から感謝状が贈られました

公用ガソリン車でのカーボン・オフセットと森林環境譲与税(注意3)の活用

このたび購入したJクレジットは、森林環境譲与税を活用して購入したもので、二酸化炭素(CO2)吸収量60トン分にあたります。これにより、鳥取県の森林整備の促進に貢献するとともに、武蔵野市の公用ガソリン車(約55台分)が1年間(令和6年度中)に走行中に排出する二酸化炭素(CO2)の削減(カーボン・オフセット)を図ります。
令和7年1月から3月まで、啓発シートを車体に貼った公用ガソリン車が走行します。

(注意3) 森林環境税及び森林環境譲与税の制度は、森林整備等のために必要な費用を、国民一人一人が広く等しく分担して森林を支える仕組みです。森林環境譲与税は、令和6年度から国税として1人年額1,000円を賦課徴収している森林環境税を原資として、市町村及び都道府県に対して譲与されているもので、市町村は、間伐等の「森林の整備に関する施策」と人材育成・担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の「森林の整備の促進に関する施策」に充てることとされています。

カーボン・オフセットの図
鳥取県と協働して行うカーボン・オフセットの図
啓発シートを貼った車体の画像
啓発シートを貼った公用ガソリン車が走行します

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