武蔵野市環境マネジメントシステム

武蔵野市では、平成29年2月にISO14001の認証を返上し、平成29年4月からこれまでのノウハウを生かした独自の環境マネジメントシステムの運用を開始しました。

環境マネジメントシステムとは

　環境に関する取り組みをマネジメントしようとする仕組みのことで、計画(Plan)　、実行(Do)、　評価(Check)、　改善(Act)のサイクルを継続することです。環境マネジメントシステムを適切に運用することにより、環境保全の計画的・体系的な実行が可能となります。

独自の環境マネジメントシステムへの移行の経緯

　本市は平成12年3月にISO14001の認証を取得し、これに基づく環境マネジメントシステムの運用を16年間継続してきました。このことにより、環境保全の価値観は組織に深く定着し、また運用等に関するノウハウも十分に蓄積されましたが、より武蔵野市に適した環境マネジメントを行うため、平成28年度にISO14001の認証を返上し、平成29年度からはこれまでのノウハウを生かした独自のシステムへと移行することにしました。今後は、独自システムにより、環境基本計画に基づく環境施策を推進するとともに、市の活動に伴い発生する環境負荷低減に取り組みます。

基本的事項

1. 目的
   環境に関する取り組みを計画的・体系的にマネジメントし、有効に推進することを目的とします。
2. 対象組織
   市直営の全ての組織が対象です。
   詳細は、「別表1　EMS対象組織表」を参照してください。
   （補足） EMS：Environmental Management System（環境マネジメントシステム）
3. 特徴

• 武蔵野市環境基本計画の目標を実現するためのツールとして位置づけます。
• 事務事業を性質ごとに分類し、それぞれにふさわしいマネジメントを行います。
• 専門用語の廃止、様式の圧縮等、シンプルで分かりやすいシステムを目指しています。