吉祥寺本町2丁目4番先の道路陥没について
令和3年11月2日(火曜日)早朝、当該道路が延長約15メートル、幅約3メートル、深さ2~5メートル程度にわたって陥没しました。市では、吉祥寺本町2丁目道路陥没に伴う庁内対策会議を設置し、道路西側に隣接する建築現場の工事業者(以下「建築工事業者」という。)と協力のうえ、道路の応急復旧工事により、11月13日(土曜日)午前6時に当該道路を交通開放しました。
その後、再発防止の観点から原因の究明に取り組んでおります。沿道にお住いのかたや店舗等への影響も考えられることから慎重に調査を進め、最終的な報告書を取りまとめ、令和4年9月に公表しました。
調査書について(令和4年9月29日更新)
下記のとおり市の見解について取りまとめました。
ファイル名 | 作成者 | 概要 |
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1.吉祥寺本町2丁目道路陥没事象調査について | 武蔵野市 |
市が調査した結果(2調査書及び3調査書別紙)及び第三者機関の意見(4意見書)について、要点を取りまとめた資料です。 |
2.(参考資料)吉祥寺本町二丁目陥没事象調査書 |
武蔵野市 |
市が調査した結果について、第三者機関(一般社団法人 建築研究振興協会)の有識者から意見を聴取するために作成した資料です。有識者向けの説明資料となっているため、技術的に高度な内容等を含んでいます。 |
3.(参考資料)吉祥寺本町二丁目陥没事象調査書 別紙 | 武蔵野市 | 市が調査した結果について、第三者機関(一般社団法人 建築研究振興協会)の有識者から意見を聴取するために作成した資料です。有識者向けの説明資料となっているため、技術的に高度な内容等を含んでいます。 |
4.(参考資料)吉祥寺本町二丁目陥没事象調査書に関する意見書 | 第三者機関(一般社団法人 建築研究振興協会) | 市は、調査した結果(2調査書及び3調査書別紙)について技術的な観点から妥当性を確認するため、第三者機関に意見を求めました。依頼を受けた第三者機関によって有識者の意見が取りまとめられ、意見書が作成されました。 |
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1.吉祥寺本町2丁目道路陥没事象調査について (PDF 1.4MB)
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2.(参考資料)吉祥寺本町二丁目陥没事象調査書 (PDF 300.8KB)
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3.(参考資料)吉祥寺本町二丁目陥没事象調査書 別紙 (PDF 28.8MB)
有識者への説明に用いた資料であり、技術的に高度な内容を含む資料となっています。 -
4.(参考資料)吉祥寺本町二丁目陥没事象調査書に関する意見書 (PDF 253.4KB)
調査書の取りまとめにあたり
- 必要な調査資料について、建築工事業者へ協力を求め、覚書を締結した上で、基本的な資料や市からの求めに応じて随時、資料提供してもらいました。
- 調査には技術的に高度な分析を要するため、市の調査の支援業務を委託発注し調査書を作成しました。
- 調査書を作成する支援業務委託と並行して、第三者機関(一般社団法人 建築研究振興協会)に依頼し、意見を求めることで、技術的に高度な分析の妥当性を確認するとともに、市の調査書の客観性を担保しました。
陥没事象の原因究明の経過と現況について(令和4年9月29日更新)
調査準備
原因究明にあたって必要となる調査資料については、建築工事業者へ情報提供の協力を要請し覚書を取り交わすなど調査準備を行いました。
また、調査内容の専門性が高いことや、調査書の取りまとめには、仮定や仮説を含むため、第三者機関(一般社団法人 建築研究振興協会)に、技術的な観点から調査書の妥当性について意見等をいただくこととしました。
令和3年 | |
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12月21日 | 市の調査書作成を支援する業務を委託(令和3年度) |
令和4年 | |
1月11日 | 建築工事業者が見解書を市へ提出 |
1月18日 | 建築工事業者と市が、情報提供の協力等に関する覚書締結 |
1月20日 | 市が、第三者機関(一般社団法人 建築研究振興協会)へ申請
(調査書の妥当性について、第三者機関として有識者による意見・評価を依頼) |
調査実施
市としては、再発防止の観点から原因の究明を行うこととしました。
沿道にお住いのかたや店舗等への影響も考えられることから慎重に調査を進め、最終的な報告書を取りまとめました。
令和4年 | |
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2~3月 | 第三者機関の有識者と打合せ(3回実施)
(市は資料や推論等を取りまとめ、第三者機関の有識者に説明 有識者から根拠等の妥当性について意見聴取し、 市は資料収集の拡充や追加調査等を実施) |
3~5月 | 調査状況を踏まえ、建築工事業者等と協議 |
6~9月 | 市の調査書作成を支援する業務を委託(令和4年度)
(追加調査結果等の取りまとめ作業を再開 第三者機関の有識者に意見聴取し、最終的な報告書を取りまとめた) |
復旧工事
大規模な道路陥没が発生し、二次災害防止や交通開放を最優先に応急復旧を行い、地表面監視を継続的に実施しました。舗装や地盤は応急復旧を行いましたが、地下に埋設されたライフラインについては、未復旧や仮設であったことから、後日、本復旧工事を実施しました。
令和3年 | |
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11月13日 | 応急復旧完了
定期的な測量調査を実施し、変位を観測 |
令和4年 | |
2~3月 | 本復旧工事の事前調査として、
ボーリング調査により地盤の安定を確認したほか、 施工範囲を決定するため各種ライフラインの管理者による埋設物の調査を実施 |
~6月 | 本復旧工事(水道、下水道、舗装)を実施し、6月22日完了
本復旧箇所の地表面の水準・位置を記録し、定期測量調査完了 |
復旧箇所の地表面監視について
道路の応急復旧が完了した11月13日(土曜日)より、復旧箇所の地表面の水準・位置を測定しました。なお、結果については、実施するごとに数ミリメートルの測量誤差が生じます。
6月22日に本復旧工事が完了しましたので、6月23日の測量をもって地表面監視は完了しました。
11月13日(土曜日)更新
1 道路の応急復旧に伴う交通開放について
- 11月13日(土曜日)に道路の応急復旧が完了し、11月13日(土曜日)午前6時に交通開放しました。
2 これまでの経過
- 11月9日(火曜日)に、下水道管の撤去及び仮止め、水道管の撤去。雨天のため午後の作業を延期し、その後の復旧工事工程の再調整
- 11月10日(水曜日)に、埋戻し工事を再開
- 11月11日(木曜日)に、水道仮復旧工事、第5回庁内対策会議を開催
- 11月12日(金曜日)に、第6回庁内対策会議を開催
3 陥没の原因
- 建築現場(隣接工事)との因果関係については引き続き調査中
4 近隣住民等への対応
- 11月11日(木曜日) 「緊急夜間工事のお知らせ」を投函
- 11月13日(土曜日) 交通開放に関するお知らせビラの投函
5 今後の対応について
- 陥没箇所周辺につきまして、道路の安全確保のため、道路状況を定期的、継続的に監視していくとともに、陥没の原因究明を図ります。
11月11日(木曜日)更新
1.交通開放の延期について
- 交通開放を11月12日(金曜日)頃に予定していましたが、11月9日(火曜日)の降雨により一部の工事が延期となり、改めて日程を調整しました。その結果、交通開放の日程は、11月13日(土曜日)午前6時頃の予定となりました。
11月8日(月曜日)
1.経過と現状
- 11月4日(木曜日)~8日(月曜日)に、第2~4回「吉祥寺本町二丁目道路陥没に伴う庁内対策会議」を開催しました。
- 11月6日(土曜日)に、市より「現状や今後の対応など」のお知らせビラを、陥没箇所周辺及び工事車両が通過する大正通り沿道に投函しました。
- 11月7日(日曜日)に、ごみ収集車の撤去作業に先立ち、陥没箇所から北側交差点までの区間の路面下空洞調査を実施しましたが、異常箇所は確認されませんでした。
- 11月7日(日曜日)午後11時頃から翌8日(月曜日)午前1時頃に、ごみ収集車の撤去作業が行われました。
2.陥没の原因
- 建築現場(隣接工事)との因果関係については引き続き調査中。
3.今後の対応(予定)
- 11月8日(月曜日)~12日(金曜日) 水道・ガス等の仮復旧、道路埋戻し、舗装仮復旧、交通開放
11月4日(木曜日)
1.現状
現在、建築工事業者と協議し、以下の対応を行っています。
- 道路と隣接地の境界にある既存地下外壁が建築現場側に傾いており、そこに土砂が流出している状況です。二次被害の防止とともに、陥没が生じた道路の早期復旧をするために、11月2日(火曜日)夜間より、24時間体制で建築工事業者により建築現場側の土砂埋め戻し工事を実施しています。
- 安全対策として陥没箇所周辺をバリケードで囲むとともに、24時間体制でガードマンを配置し、安全確保を実施しています。
- 水道、ガスは、既設管の破損の可能性も考慮し、バイパス管を設置しています。
- 近隣住民には、建築工事業者等により安全確保のための情報提供をしています。
2.陥没の原因
- 建築現場(隣接工事)との因果関係については引き続き調査中。
3.今後の対応
- 建築工事業者による埋め戻しが一定程度完了した段階で、ごみ収集車(パッカー車)の引き上げ作業を実施し、その後、道路の復旧作業に移行する予定です。11月12日(金曜日)頃の交通開放を目指しています。
4.確認事項等
- 平成31年度に当該陥没箇所の路線で、路面下空洞調査を実施していますが、空洞は発見されていません。
- 11月2日(火曜日)陥没事故後に国土交通省より、陥没箇所以外の当該路線及び市道第102号線(大正通り)の路面下空洞調査を実施しましたが、異常個所は発見されておりません。
5.その他
- 11月2日(火曜日)に都市整備部を所管する副市長を本部長とする「吉祥寺本町二丁目道路陥没に伴う庁内対策会議」を立ち上げ、二次被害の防止、安全かつ迅速な復旧など、対応策について協議しています。
11月2日(火曜日)
1.現状及び経過
- 午前6時20分 武蔵野警察署より市当直に道路陥没の連絡。
- 規模 延長約10メートル 幅約2メートル 深さ4~5メートル程度の陥没。
- パッカー車の後輪が陥没箇所に脱輪している状況。
- その後、当直より道路管理課担当者に連絡が入り、市職員が6時45分頃現場到着。
- パッカー車運転手を含め、けが人なし、水道、ガスその他インフラへの影響はない見込み
2.陥没の原因
- 隣接工事(民間工事業者)との因果関係について現在調査中
3.今後の対応
- 空洞箇所の処置及びガードマンの配置、通行止め等の安全対策について武蔵野警察署及び民間事業者と調整中
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このページに関するお問い合わせ
都市整備部 道路管理課
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1857 ファクス番号:0422-51-9245
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