無電柱化について
無電柱化とは、電線類の地中化などの方法により、道路上の電柱や電線を設置抑制し、撤去することをいいます。道路の無電柱化には、都市防災機能の強化、安全で快適な歩行空間の確保、良好な都市景観の創出を図る効果があります。
無電柱化の手法
無電柱化の整備手法は、「電線類地中化」と「電線類地中化以外の無電柱化」に大別されます。武蔵野市では、「電線類地中化」に分類される「電線共同溝方式」を基本として市内の無電柱化を進めています。
各手法の詳細は、国土交通省のホームページをご覧ください。

出典:国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/gaijimu_01.htm)
電線共同溝方式
電線共同溝とは、地上の電柱や上空にある電線を集約し、地中に収容するための施設です。「電線共同溝の整備等に関する特別措置法」に基づき整備を行うものであり、整備してされた路線では、今後、電柱や電線の設置を制限することができます。電線共同溝は主に管路部、特殊部、引込管などで成り立っています。
電線共同溝の整備には、多額の費用(1キロメートル当たり5.3億円)や時間がかかりますが、新技術の導入、技術革新などによる低コスト化への期待が高まっています。

出典:国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/chi_14.html)
武蔵野市の無電柱化の取組み
平成28年度策定の「景観整備路線事業計画(第2次)」に基づき無電柱化を進めています。
武蔵野市では、景観上・安全上重要な路線を対象に、電線類の地中化により無電柱化を進めています。また、整備の際は、歩道舗装や装飾街路灯の設置、街路樹等の整備など、無電柱化整備に合わせた道路の景観整備を推進しています。
景観整備路線事業計画(第2次)では、優先的に整備を進める路線を景観整備優先路線として11路線位置づけています。 詳細は、以下のリンクより、計画本編をご覧ください。
無電柱化の整備へのご理解とご協力をお願いします
無電柱化の整備は、一般的に約5年と長期にわたり行われます。
工事の際は、騒音や振動、交通規制等が発生することがあります。地域の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、安全で円滑な工事にご理解とご協力をお願いいたします。
無電柱化豆ちしき
平成29年に施行された「無電柱化の推進に関する法律」により、11月10日は「無電柱化の日」とされています。これは、11月10日の1を電柱に見立て、電柱0(ゼロ)を目指し定められたものです。

無電柱化についてのアンケート実施結果
武蔵野市の今後の無電柱化施策を検討するため、無電柱化の日(11月10日)にあわせて、無電柱化のアンケートを実施いたしました。ご回答にご協力いただき、誠にありがとうございました。
アンケート結果は、下記ファイルより報告書をご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
都市整備部 交通企画課道路交通企画係
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1991 ファクス番号:0422-51-9245
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