第7回 施設まちづくり検討委員会

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ページ番号1010449  更新日 2016年7月29日

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  • 日時:平成21年1月22日(木曜日)午後6時30分から9時50分
  • 場所:吉祥寺北コミュニティセンター 地下会議室
  • 傍聴:一般11名
委員会の写真1
委員会の様子1
委員会の写真2
委員会の様子2

議事

市報特集号の反響、コミセン勉強会で出た意見

事務局からの報告があった後、委員による感想等が述べられました。

  • 委員会の議論については広報等でも伝えることが必要
  • 色々な意見をまとめておくことが大事

北清掃工場視察

  • 敷地から5メートルくらいの距離に家がある。その割には植栽が少なく、工場というのがはっきりと分かるデザインであった
  • 23区が一体となって行っているので、用地の話ではなく工場をどうするかという話をすぐにすることができる。北清掃工場は最新の工場のように見えるが、10年前のもの。内容の議論にかける時間をしっかりと取りたい。この10年の間に出来た最新のもの、住民の近くにあるものなど、良い事例を多く見たい。我々なりの市民参加で行いたい
  • 設備等について、周辺住民との協議は行わずに建設されたようで、北清掃工場建設においては住民参加が行われていないのでは?
  • 北清掃工場の煙突は120メートルあり、煙の排出口がはるか遠いところにあるので、煙に対する恐怖心がなく、それでうまくいっているのではないか?
  • 発電施設からは音・振動等を感じられず、安定して運転しているように感じた

これまでのまとめ

続いて、事務局より今まで検討された内容を「施設整備の必要性」「施設の処理能力(処理対象ごみ量、ごみ質)」「処理システムの方向性」「施設のありかた」「ごみ減量対策と新施設」という項目に分けてまとめを行い、その内容について検討が行われました。

施設整備の必要性

  • 大規模改修で今の建屋に収まる施設にした場合、どれくらいの物が出来るのかを出してみてはどうか?
  • 分かりやすく、論理的に、建て替えが不可欠であるということを説明する必要がある
  • 別冊資料として、精密機能検査の結果を写真つきで分かりやすく掲載すべき
  • 施設の劣化だけではなく、メンテナンスコストの増大、コストパフォーマンスの低下などを書く必要がある
  • 工場見学を促進して、リフォームの難しさを見てもらう。爆発事故があった時も周りに被害が無かったのは、頑丈な建物に建設しているから
  • 平面図や、以前検討資料として利用した図表なども取り入れるべき
  • 東京都の更新工事についてのレポートなども紹介しては?

施設の処理能力(処理対象ごみ量、ごみ質)

  • 政治的な話であろうが、練馬区や杉並区との共同処理の可能性を検討できないか
  • 2炉ではメンテナンスが心配。3炉で1炉休ませるのは安心
  • 120トン+αという規模は変わらないが、60トン×2である必要は無く、40トン×3や80トン+40トンなど配分は変更可能。しかし、40トンという規模は安定性を確保する限界の大きさであり、現在の時点では60トン×2が合理的であると考えられる
  • 休炉の時にごみを出せないようにすることで、ごみ減量を促進するというアイデアはいかがか?
  • エコセメントが今後とも大丈夫であるか、継続的に追跡調査を行う必要がある

処理システムの方向性

  • 生ごみについては興味がある人が多く、自分で資源化をしているという人も多数いる。パイロットプランはそういう人を対象に会員制で行ってはどうか?
  • 肥料化した生ごみが農家から返ってきた時もある。分別の徹底はかなり難しい
  • 市の補助で購入された生ごみ処理機の6割が現在利用されていない。たい肥化したものをごみとして出している人もいる。生ごみ処理機は電気を使用するため、電気代も環境負荷も発生する
  • 東村山市の生ごみたい肥化施設は市のはずれの工業地帯にある。生ごみ処理はかなりの臭気を伴う
  • 山梨では、収集するのではなく市民がスーパーに持っていってポイントになるという取り組みがある。集まったものは肥料化している
  • もっと事例を研究する必要がある

施設のありかた

  • 「環境をテーマとした施設づくり」は、CO2削減がゴール。ごみの収集から残渣の処理まで含めて、処理エネルギーを削減する事を強調すべき。ごみ収集車両なども考慮に入れて、化石燃料を使わない事を前提とすべき

ごみ減量対策と新施設

  • ごみの入り口から考える必要がある。ものがあるから苦労する。ごみ減量のためには作る段階から、処理しやすいものに工夫する。容器包装のありかたについて企業の責任を問うべき。など、様々な意見がありました。

今後の議論の進めかたについて

  • 考えるべき課題は出た。見やすい形にし、具体化できるところは具体化すべき
  • そろそろ用地の話をしても良い時機ではないだろうか?
  • 「新施設のありかた」「整備用地」「周辺まちづくり」の順に検討を行うよう進めているが、「ありかた」の議論が不完全な状態で用地に移っていくのは早いのでは?
  • 規模が決まらなければ、用地は決められない
  • 場所が決まればリアリティーが出る

以上のような、多様な意見が出されました。今回の意見をまとめた上で、「これまでのまとめ」に反映し、小委員会での検討を行った上で、次回委員会のゴールを探りたいと考えています。

配布資料

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