第12回 施設まちづくり検討委員会

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ページ番号1010454  更新日 2019年11月14日

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  • 日時:平成21年4月7日(火曜日)午後6時30分から9時38分
  • 場所:クリーンセンター3階 見学者ホール
  • 傍聴:一般3名 記者1名

4月より事務局が新体制となったことを受け、渡部環境政策担当部長・和地課長補佐(クリーンセンター)の紹介があり、市を退職した井上委員(元技監)が新たに都市企画専門委員という立場で委員会に継続参加をすることを紹介しました。

委員会の写真1
委員会の様子1
委員会の写真2
委員会の様子2

議事

中間のまとめ

  • 町内会に資料を説明したとき、「迷惑施設というイメージを払拭」「ニュートラルな施設になった」という言い切りが気になる、運営協議会の監視は常に必要で、完結してはいけないという意見があった
  • 「施設基本構想」の時は平成27年度に予想されるごみの量や質を基準にしていたが、「中間のまとめ」では平成29年度を基準にしている記述と混在している。「施設基本構想」の位置づけや意義についての説明も必要
  • ごみは計画通り減少傾向にあるが、景気の後退も影響していると考えられる。大型マンションの建設による5,000人程度の人口増も予想されており、施設規模の計画を立てる上で楽観はできない
  • 「これまでの蓄積の継承、活用」をいうのは運営協議会を指しているのだと思うが、このことと新しい施設の運営協議会を全市的なものにしていくという考えとのつながりを持たせる必要がある
  • クリーンセンター建設特別市民委員会で「次善の用地」と言われたから、継続利用について検討をしている。この地に建設することに反対であったが必要な施設であるからと折れてくれた地主のかたがたの気持ちを考えなければならない。
  • 市役所北エリアについて、柔らかく考えなければならない
  • 「中間のまとめの意味と役割」の4項目では、用地選定について、現時点の考えかたとして保留の状態になっている。「中間のまとめ」としてはこれで良い
  • 「環境保全対策」の中でISO14001について書かれており、その中で「環境目標には操業協定書の遵守を掲げる」とあるので、「運営協議会方式の成果」の操業協定書の項目の中にISOについての記述は必要ない
  • 「運営協議会方式の成果」のまとめに「チェック&フィードバックのシステム」について入れるべき

「逆転の発想」と「修正の可能性」(寄本委員長)

草加市は、ちょっと雨が降ると水浸しになるという問題があった。信州大学の先生が、水をマイナスと捉えず、「水の街」としてまちづくりをしていくという逆転の発想を行った。川を綺麗にして屋形船を始めたり、コンクリートで固めずに自然を楽しめるようにしたりした。和歌山のごみ処理場に関わっているが、委員に「この用地の近くには水の源泉地がある。これはまずいのでは?」と言われたが、水源が近くにあればこそ、行政は必死に有害物質が出ないように努力をするから、良いのではないかと応えた。スウェーデンで、ごみの山を利用して冬はスキー、夏はソリが出来る場所にした。このように、「逆転の発想」によってマイナスに捉えられているものをプラスに転じる考えかたが求められる。また、「修正の可能性」がない話し合いは単なる説明会になる。
この二つの原理の中で、話し合いを進めたい

今後の議論の進めかた・今後のスケジュール

  • コミセン勉強会を丁寧にやり、議論されている内容を周知し、意見を交換すべき。委員にも出来る限り出席して欲しい
  • 勉強会は、周辺住民の情報を得る機会
  • 現時点の「中間のまとめ」は新しいクリーンセンターの仕様・条件の整理である。まちづくりの中で、ごみ処理機能をどの辺に持っていくか。施設側から要求される条件がはっきりしてきた。これを基に都市計画を読むとこの市役所北エリアだというのは見えてくる。
  • 「新施設の在りかた」について「これだ!」というものが出来た訳ではない。「都市機能としての合理性・在りかた」という切り口で、現在の課題を抽出し、その解決策を提示できる形が必要
  • 今までクリーンセンターの評価をしてきたが、現施設を超えなければならない。今のままではまだ「迷惑施設」を脱却していない。整備用地は仮決めして理想的な施設を決めていく必要がある
  • 「整備用地の検討」なので、最終報告書には何丁目何番地まで必要なく、「エリア」という言いかたでよい。どこまで提言すべきか曖昧だが、大筋は出していくべき。
  • 今までの議論の中で、施設のイメージは出来てきた。これを「まちづくり」にどうつなげていくか。ここに焦点づけていくべき。クリーンセンター・スポーツ施設の一画を一体的に、どうまちづくりをしていくのかを考えるべき
  • 緑町3丁目は、NTT研究所・クリーンセンター・グラウンドなどにより、他の地域と分断されている。鍵のかかったグラウンドは、まちに貢献をしない。ほこりが立ち、イベントがあると騒音があり、マイナス面が多い
  • 緑町コミセンは、段差があり収納も無く、全市に貢献する機能を持つクリーンセンターについての地域還元としては説得力が無い
  • 当初、クリーンセンターの用地は現野球場などを含めた3.4ヘクタールであった。結局半分になり、周辺住民の中にしこりが残っている。NTT・グラウンドがあるゆえに緑町3丁目がちょっと遠いところに見える。まちとして連続して、人の流れがあり一体感ができるような機能を果たすものにしたい。地主のかたとの約束があったのだが、時代は変わった。生涯スポーツの観点から言えば、スポーツ施設は自分の近くにあったかたがよく、分散してあるべき。千川小の跡にテニスコートを造るなど
  • 現在地域に出来るのであれば、人が集まれる場所を造らなければならない。そうすると場所が足らない。テニスコートはどこに持っていけるか。土地利用の総合行政のような話に持っていく必要がある
  • スポーツ施設は効率が悪い。スポーツ施設であっても、効率の良いものにしてみては。3案くらい考え、いたずらに体育協会を敵に回すのではなく、近づけてみては。
  • スポーツ施設に出て行ってもらわなくても、組み替えることで住み易くなることがある
  • 土地を買うなら、NTTを10メートルセットバックさせるような買いかたがある
  • 今後のごみ処理を含んだまちづくりの計画を行うべき。今の時代、経済状況も考えると、下水や学校も再整備の時期となっていることを考えると、新たに土地取得ということは考えられない
  • 現状のままで建て替えというのではなく、何かを動かすことがないと納得されない
  • この委員会は、附帯条件を付けるチャンス
  • 市民が勉強をして、行政に修正させるようなこともある

配布資料

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