第13回 施設まちづくり検討委員会

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ページ番号1010455  更新日 2016年7月29日

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  • 日時:平成21年4月28日(火曜日)午後6時30分から9時38分
  • 場所:クリーンセンター3階 見学者ホール
  • 傍聴:一般8名

議事

「中間のまとめ」勉強会

事務局より周辺3地域における勉強会の報告をした後、参加した各委員よりコメントがありました。

  • 迷惑をこうむっているというより空気に近いという感想が通じて多かった
  • 匂いがあるという話もあったが、クリーンセンターの影響か分からない。日時等の記録があれば、チェックすることも可能かと
  • 身近な広報、口コミは大事。井戸端会議的なものが、効果があるのではと思った
  • もっと時間をかけるべきという話があったが、しかし時間を際限無くかければいいということではなく、短いから駄目ということはないと感じた
  • 迷惑施設であるということはほとんど出なかった。ということは24年間の運営協議会を始めとした歴史の積み重ねが良い意味で出ていると感じた。そこに全市的に参加していただくのはやるべき
  • ここで検討している内容と周辺住民の思っている問題意識にズレがある気がした。まちづくりの「まち」の定義が違うと感じた
  • ここで全てを決めるのではなく、次があることを少し分かってもらえたのでは
  • クリーンセンターを他に持って行ったら他の人も関心を持つと思っていたが、クリーンセンター自体が迷惑施設ではないので、他に持っていったからといって関心を持たない
  • 人と人とをつなぐ施設、生ごみを処理してどうするなど、人がごみに関わっていく仕組みが全市的に配置されるようにする話が必要。各戸収集になり、ごみを通したコミュニケーションが無くなり、まちづくりからごみが関係なくなった。周辺まちづくりではなく、市のまちづくりの中でごみの仕組みを考えていくこと。周辺のまちづくりについては、整備用地が決まった時点でたくさん出てくる話
  • 一番聴きたかったのは個人レベルの話。不安感などは、正しいか正しくないかではない
  • この市民参加の委員会のもう一つその外側に市民が参加する場所がある。市長の決定のサポートをする委員会という誤解が随分あるが、こういうものを作っていくべきと提案する委員会。その提案は即決定に結びつく訳ではなく、これから始まる長い議論の必要な要件を揃えるためのストーリー作り
  • 武蔵野市のごみ問題をどう考えていくか。これは中間のまとめでは焼却場に対して付随条件的に書いているが、一般廃棄物(ごみ)処理基本計画とのつながりをどう見るかというものを具体的に考えて先に出していく必要があると思う。ごみとコミュニティーの問題など
  • 市民参加が作っていく編集をきちんとしていく必要がある。委員会が出す考えかたがどういう風に扱われるかをチェックしていく必要がある。我々がこの段階で何を目的にやっているか、はっきりしていないところがある。これをもう一度議論し、編集しなおしていく必要がある

今後の委員会の進めかたについて

  • 「エコ」はキーワード。若い人も多く集まる。環境でごみを考える、オーガニックな生活などは繋がっている話だが、焼却場となったときに失速する。それは関係が見えていないから
  • 「ごみ」というと難しい話になるが、生活に密着した、減らすことが楽しくなる、そういうようなことが必要。関心を持たないのは楽しくないから。市役所の中でも横断的に考えて、市民一人ひとりが何をすればいいのかということも最終的な提言には入れたほうがいい
  • 基本構想で検討していなかったことをここで検討して、ある程度結論づけ、施設のイメージが固まってきたのがこの半年間の成果。だから、基本構想の補足版という形。今回の委員会の検討に入る前段階の条件を整理して、資料に補足して入れたい
  • 都市計画や環境基本計画を前段に入れていきたい。武蔵野市の都市計画・環境計画の中で、ごみ処理の扱いかたがどうで、メインになる工場がどれくらいのスペースになり、それが市の中でどの辺にあったらいいのかを武蔵野市の都市計画や用地のスペースから考えたらどの辺りになるべきという書きかたをするというのはどうか
  • 基本構想はある程度ベースにして、地域の声やパブリックコメントを踏まえながらまとめていく。目標値を決めないと、話が広がりすぎていく
  • 基本構想について。運営協議会に現施設敷地内につくることの了解が欲しいと言われたが、9人で考えるのは酷だという返事をした。責任は行政だが、内容をメニュー方式として、市民参加の委員会が議論をして決めていくよう投げかける形にするよう依頼をした
  • 市民参加の編集のポリシーを考え、今までの資料を編集しなおして行く必要がある
  • 市報は読まれていない。市報に出したからPRしたとは言えない。色々な所が発行している、読んでもらえるあらゆるものに原稿を送るなどしても良いのではないだろうか
  • まちづくりは地元に任せろという意見もあったが、大筋は出していく必要がある

「逆転の発想」と「修正の可能性」2(寄本委員長)

不利な状況を有利に変えるという逆転の発想の話をしたが、日之出町では、迷惑をかける代わりに75歳以上の後期高齢者の医療費をただにする、健康診断を実施するということにより、予防に力を入れ、逆に医療費が安くなっている。持ち込まれる側は被害者というだけではないということ。住民参加で出席が少ないのは一向に構わないと思っている。自分の価値を無断で損なわれるようなことがあれば、放っておいても来る。不満があれば向こうから来る。徹底的に資料を提供して信用を構築すればいい。今もやっているかは不明だが、仙台では各ステーションで申し込みをしてもらい、申し込みがなければ収集をしない。反住民的なことだと思ったが、実は住民自身がこの制度をやめないでくれといっている。年1回でもごみについて近所同士で話し合う機会が出来る。また、きれいな作文で思い切ったことがなされるということはない。
市民総参加とか総ぐるみという表現は好きでない。強要されている感じがする。数の多さはあまり気にしないで良いと思う。市長は親衛隊を作る必要がある。自分で何かしようと思ったら市民のグループに相談する。市民参加は1%でいい。1%でこういうことをしようとすると、市民団体が引っ張っていってくれる。大勢の参加も大事だが、それを引っ張って行ってくれるリーダー的な市民グループを作ることが大事。沼津市が昭和49年に、日本で最初に、世界で初めてといってもいい資源の分別収集を始めた。それが出来たのはまったく別の問題が発端だった。ごみを処分場に持っていくときに住民がピケを張った。市の職員は、それを清掃に対する差別だと思った。しかし、これまで自分たちはごみの中で良いものを自分たちのものにして家計の足しにしていた。これでは、差別されて仕方がないと思い、運動を行う職員が職場改革を行う中で、これまでこっそり売って収入にしていたのを止めよう、リサイクルを行おうということになった。何かきっかけがあったときに一人の問題として捉えずにみんなの問題として解決する。委員会が終わってからが大事だと思う。

新施設の整備用地について

  • 他の場所が無いなら無いではっきりすべき。現用地は「次善の用地」だが、状況が変わっているのか変わっていないのか、他の場所で本気で考える場所があるのか、ここからは言わなければいけない。ごまかしているように聞こえるので、それをはっきりさせるということが一つある
  • プラント以外の部分でも非焼却には公園の中で出来る設備から、家庭でやれるようなものもあり、地域に持っていくことも考えられる。その辺を整理し、プラントを持っていく土地はなくても、これくらいなら出来るのではという提案をして、地域に興味を持たせる方向のベースにする
  • 1に市役所北エリア、2に他地域となっており、コストに関わらずとなっているが、土地を買ったがために他は何も出来なくなるでは困る。バランスについても書いておかないと、誤解が生じる
  • 周辺の人たちの気持ちとして、周辺三地域は13万人に比してわずかであり多数決では負けるが、何らかの形で付記するところ。こういう条件であればというところが汲まれるように配慮してまとめていく必要がある。1のところに「但し域内の土地利用を全面的に見直す」としており、そのあたりをどうやって担保出来るか
  • 土地の選定について、順番としては2番(他地域)を前にして、全市的に他の土地も探して消去法で並べていって、コストや道路付けなどで消去法を行っていく方が、現施設周辺地域の人達への説得力はあると思う。
  • 目黒区の駒場公園で生ごみの取り組みを見たが、家に生ごみの一時発酵の準備をする道具を持って帰り、それで用意した生ごみを「りぼんちゃん」という機械で一時発酵させ、堆肥にして公園内で使うなど、そこでのサイクルが出来ていた。武蔵野市が得意としている、花作りや緑の活動など自然を豊かにするといったところで、環境改善のグループとのつなぎのところをどうやるか

配布資料

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