第15回 施設まちづくり検討委員会

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ページ番号1010457  更新日 2019年11月14日

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  • 日時:平成21年5月26日(火曜日)午後6時30分~9時50分
  • 場所:クリーンセンター3階 見学者ホール
  • 傍聴:一般 8名

議事

パブリックコメント

  • 色々な質問に対して、報告書の中で答えていける内容になっていると思う
  • わざわざ出してもらったパブリックコメントについて、行政のかたから何らかの形で回答が出されるのだろうか 
     市民委員会であるゆえに、答えられるものと答えられないものがあるという中で、今回はまとめたものを資料として市に提出していただく形になるが、市としては委員会の提言にこのパブリックコメントを併せて、その取り扱いについては市で検討したい。どういう形で答えるかというかはこれからの課題。重く受け止めたい
  • 視野を広げるような、前向きな意見も多くあった
  • 「近隣住民に感謝状を送呈する」という意見は、大事な発想だと思う

コミセン勉強会(西部コミセン)

  • 西部コミセンでは、クリーンセンターから遠いためか、非常に出席者が少なく残念であった。しかし、2名の参加者は熱心であった
  • 出席者の中に、地元の境地区の人はいなかった
  • 膨大な資料を読みこなせるかという意見があったが、必要性があるので作っている
  • 操業協定書にある「操業の停止」について意見を出した。緊急時の模擬実験をすることで、ごみに対する問題意識を高めることができるのではないだろうか。やはり、体感しないと実感できない
  • 場所がどこに来るのかという問題の反面に、全ての市民がこの問題に興味を持ち、議論に参加することの必要性がある。これからの長い建て替え計画の中で、議論を広げていくということが大切である
  • 離れた地域にいるとクリーンセンターのイメージが無く、どこに建っても関心が沸かない。近くに出来るとなると、立ち退きの不安から興味が沸くかもしれない
  • 自分の考えに自信を持って計画を進めるのであれば、参加者の少なさはそれほど気にしなくて良いので、PR・広報の行き届かなさはあまり気にしなくて良い

最終報告書(案)の検討

前回の委員会で、最終報告書の骨子が議論されました。その後、小委員会で最終報告書の案について議論し、その時の意見やその後に委員から寄せられた意見を反映した「最終報告書(案)」について、事務局から説明をした上で議論が行われました。

施設長期使用におけるリスク度合

前川委員より提出のあった資料について、意見が交わされました。

  • 引用文献などの注記があったかたが良い
  • T1以降の角度が上がってくるのは、普通の故障率ではなく、事故率である。元々は生命保険会社が作った、死亡を誘発するものである
  • 見やすい図となっており資料編の一つとして取り扱いたい

1章 検討とまとめの基本方針について

  • 1章は基本方針であり、ここで書かれた事は2章以降で説明が為されなければならない。「操業協定書の精査」について、「4R」を出すなら具体的にどういうアクションを起こすよう提案するかなど、2章以降でも取り扱うべき。整備用地についても、1章の文章を念頭において5章でも取り扱うべきで、今のままではあまりにも委員会で用地を絞り込みすぎることになる。「行政においての横断的な調整を求める」などは、後でも触れるのでここで書く必要は無い。

2章 ごみ問題と対策の長期的展望と現実的選択

  • 「ごみ処理全体を考える場」については、具体的に各コミセンにストックヤード・生ごみ処理などの分散配置について何らかの形で明記すべき
    • 市内は全て都市計画決定されていて、縛りが大きい。法律上ごみ処理にならないものを考えるべきか
    • まちづくりの一環として、ごみについての一部を請け負う発想はどうか
    • 「考える場」をどこに設けるか、具体的に明記すべき。でないと塩漬けの恐れがある
    • 「ごみ減量協議会」の委員から、コミセンにコンポストを置いて欲しいという話があった
    • 集中しているものはなるべく焼却施設だけにして、他のものは分散配置にしていくべき。これを打ち出すのであれば、基本方針に打ち出していきたい

3章 新施設の在りかたと求められる条件

  • 4章の3項で、外部への情報発信の重要性を示す意味で、施設が出来上がった後に「安全な施設」「情報発信」をするという意味で、何をするのか。資料編に書くだけではなく、本文編に保全に関する情報受発信の機能を書くべき
  • 4章の5項、環境基準の遵守などについて、詳細を書くべき。排ガスを出さない最新設備の導入など

4章 整備用地の候補地と適合性の比較

  • 「土壌や生育環境などの土地のポテンシャル」は農業に適した要件であり、清掃工場を建設するために必要なものではない。「環境に連…」
  • 境公園は14カ所に入っているのでは? 現在住宅地が建ち並んでおり、入っていない
  • 「課題があると考えられる」くらいに留めるべき。「境公園」についても、「住宅が建ち並んでいる現状から可能性は難しいが」と書かず、「建ち並んでいる現状である」に留めるべき。
  • 民有地を除外しているが、民間グラウンドなどを現施設用地と交換取引という条件で考えれば、多額の税金を使うこと無く候補地を増やすことができるのではないか
     民間グランドは子どもたちのサッカーチームをしたりして、社会的な役割を果たしている
     それぞれの場所については属性があり、何に向いているくらいに留めたかたがいい
     結論を出すのは行政である。だから、民有地についても「これだけの金額がかかる」とまでは出し、それが出来るかどうかの判断は行政が行うべき
  • 境公園を選んだのは、考えにくい所で本気で探してやっと見つけた案で、3案というのは考えられない。これから都市計画決定をかけるというのは、とても大変なこと。地球温暖化・緑を含んだ環境という包括的な広い意味で押している。現在の敷地で行うなら、嫌だという気持ちを持つ人がいるとしても、誰にも立ち退きを求めること無い選択肢。民間グランドであっても、たとえばそこで時間を過ごしている子どもたちを立ち退かせることになる
  • 用地について、今まで検討した経緯を書くべき。検討の過程で、横河グランドや、URなどもリストに載ったが、「そんな話はありえ無い」という判断をしてきた
  • 日本で自治体が作った大規模公園は非常に少ない。代々木公園などはアメリカ軍が作って接収したもの。清掃工場は大事だが、公園をつぶすわけにはいかないと言い切っていい
  • 民有地は時間がかかるのは否めないが、だからといって除外する訳にはいかない。急がば回れ。何も無い状態であれば、ABCをつけて項目で判断していくしかない

5章 施設立地周辺地区のまちづくりと整備方針

  • 「周辺環境とまちづくり」でも、運営協議会の在りかたについて記入すべき
  • まちづくりについてのケーススタディは、要約して3項目くらいに留めて、残りは参考資料に。
  • 具体的すぎる。もしやるなら境公園についてまで行うべき
  • 市役所北エリアでの提案は、資料編回すのは勿体無い。24年間周辺に住んでいて、クリーンセンターが周辺にあることのメリットは、本編で打ち出すべき。周辺住民のある部分の人たちは施設に対して愛着があり、それらを打ち出すべき
     本文編の構成自体が要約になっているので、やはり要約にするべき
     これまでのまちづくりに対して、反省点はあるべき。それに対して、どういう改善を図っていくのかを本文編には書くべきであって、詳細は資料編でいい
     残したい理由は、これまでまちづくりで出来たこと、出来なかったことを書き、周辺住民の気持ちを拾いたい

6章 今後の進めかたについての提案

  • 最終報告書を出した後のスケジュールについて、施設基本計画 基本設計 業者の選定 建設くらいの一般的なスケジュールを出しておくべき。しかし、提言を受けた後、市長決定をして住民説明をするのであろうが、なかなかスケジュール通りにはならないと考える。
  • 候補地が決まったら、後はエリア周辺のまちづくりを考えるべきとなるので、道路関係・都市計画などとの調整があり、さらに住民とのまちづくりの基本計画などがあるので、それらを入れた上で今後のスケジュールを提案すべきでは
  • 落葉を掃くのは、庭木にとって身をはがれるくらい苦しい。こういうことは、専門にしている人でないと分からない情報がある。自分にとって、誰が信用できるかを判断すべき。
  • 東京は、370万世帯。東京都は水道で年間270億円の収入がある。水道はただではない。ごみもただでなくて良い。その収入が、生活を良くするものであれば良い。株主意識。自分たちのものであれば、こう主張するという発想に転換する。

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