武蔵野市行財政改革検討委員会 第10回要旨

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ページ番号1010300  更新日 2011年6月23日

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会議名
武蔵野市行財政改革検討委員会 第10回要旨
開催日
平成16年9月30日(木曜日)
開催時間

午後6時~8時

開催場所

武蔵野公会堂第4会議室

出席者氏名

辻委員長、鵜川副委員長、近藤委員、石河委員
企画政策室長、総務部長、財務部長、企画調整課長、行政経営・評価担当副参事、総務課長、人事課長、人事制度担当副参事、財政課長ほか

議題

  1. 事務局から配布資料説明
    武蔵野市行財政改革検討委員会報告書(案)
     各委員から指摘のあった部分を修正し、主な個所について説明
  2. 報告書(案)について討議
    • 第1章の1から3では、行財政改革をやらなければどうなるのかを記載すべきだ。4で、行財政改革について今までの取り組み、実績を書くべきだ。そして、それをふまえて今後やらなければならないことを書けば良い。財政について書くのであれば、歳入不足を補うために今後は扶助費を○○%以下にする、投資的経費は○○%以下に抑えるという計画をこの委員会として示せば良い。今のペースで漫然と運営していては収支が合わないということを言うべきだ。
    • 長計の中では5年間の財政計画を精緻に見積もった。すでに公表しているので、これと違いが出るのはどうか。
    • 5年間は積算して、これでやると公表しているならば変更する必要はない。収支を合わせるために財源対策として基金の取り崩し等を想定していると思う。これを除いて、財源不足額を示せば良い。収支が0であれば、今後行革などする必要がなくなってしまう。
    • このままでいくと財源不足になるので、今の行財政運営を変えなければならない。そこでメルクマールが必要になる。いろいろな可能性を提示すれば良い。
    • 中長期の財政計画上では、5年後くらいから施設の更新を見込まなければならなくなる。今の公共施設をすべて更新することは財政上できなくなるだろう。
    • 維持管理だけでアップアップしてしまうということをしっかり書くべきだ。これからは計画的に維持管理をしていかなければダメだということをベースにし、政策努力をしていくことを書かなければならない。財政については個別の施策の指針について書くのではなく、財政運営の仕方について書くべきだ。また、財政計画は4年ごとにつくられているが、果たして4年間ももつだろうか。具体的な目標を提示するのであればスパンを短くすべきだ。今後は小さな事業をこまめにやる時代になるので、長計の達成状況等についても4年に一度ではなく、2年ごとに検証していくべきではないか。
    • この委員会が始まって以来、本市はそこそこうまくいっているという説明を受けていたが、今になってなぜこのような話になるのか。
    • 今まで長期の財政計画をしっかり作っていなかったからだ。
    • 他の団体と比べれば良い。他の団体では、来年、再来年には基金がなくなり、どうしようかという状況にある。まだ武蔵野市は余裕がある。
    • 報告書案の構成を変えるという話だが、具体的にどのようにすべきなのか。
    • 今の第3章をまず第1章に持ってきて、代わりに第3章に、今回提言した行財政運営の指針に基づいて運営するとこうなるということを書くべきだ。
    • 財政援助出資団体に関する記述で、「市民サービスの向上が期待できるものについては引き続き活用すべき」とあるのは変だ。指定管理者制度が導入されると民間と競争させなければならない。今までは公共的団体だから独占的に財援団体が仕事をしてきたが、今回の法改正により財援団体がダメで非効率ならば民間を指定しなければならないこととなった。財援団体は民間に負ければ解散することになる。この主旨と47ページの記載が合わないのではないか。
    • 主旨は同じだ。しかし民間ではできないもの、採算がとれないものもあると思う。
    • 表現上問題があるかもしれないが、この部分は委員長の言っている主旨で記載しているつもりだ。48ページの最後では「団体の再編等への対応」などきびしいことも書いてある。
    • 財援団体の自律的経営の推進と市が関与することは同列には扱えない。市としては、徹底的に関与し最後まで団体の面倒を見るのか、または一定の金を団体に与え、自己責任により自由に運営させて、結果責任をとらせるのかという二つの方向に分かれる。
    • 実際は、団体が自律的経営をできるまで市が全面的に関与していくという第3の道があるのではないか。
    • 一定期間をかけて財援団体が民間と競争していけるようにしていくとすれば良い。ただ、それは自律的経営を目指すということだ。
    • 維持管理の時代になってきたので、今までの方針ではうまくいかなくなった。そこで対応方針を2つから3つ書くことになる。最後には、数字で表さないとわからない。まとめということで、最後に1章つけるようだ。財政だけで考えると細かい施策の見直しになってしまう。そこで、財政、人事、組織の運営の仕方について、この委員会では意見を言おうと検討してきた。今後10年間の行財政の運営のメルクマールを検討することが、この委員会の使命である。
    • 本日の議論により、事務局で報告書(案)の修正をし、各委員に再度メールを送りチェックしてもらう。もし、いろいろあればもう一度委員会を開くが、OKであれば、細かい語句の修正等は委員長に任せてほしい。
    • 報告書の中に2、3施策の見直しについて例示的に書き込みたいと考えているがどうか。もう少し時間があれば、市の業務の棚卸的なことについても、この委員会にお願いしたかった。人事や組織については法改正などもあったので、大きな点を少し具体的に書き込んでおきたい。
    • 今でも報告書(案)の中にいくつか書込みがあるが、一般の人にはわかりづらい。まずは案を作って見せてほしい。いろいろと引っかかるところが出てくるようだと、もう一度委員会を持ちたいと思う。

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