武蔵野市行財政改革検討委員会 第9回要旨

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ページ番号1010299  更新日 2011年6月23日

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会議名
武蔵野市行財政改革検討委員会 第9回要旨
開催日
平成16年8月24日(火曜日)
開催時間

午後6時30分~9時

開催場所

御殿山コミュニティセンター第4会議室

出席者氏名

辻委員長、鵜川副委員長、近藤委員
企画政策室長、総務部長、財務部長、企画調整課長、行政経営・評価担当副参事、総務課長、人事課長、人事制度担当副参事、財政課長ほか

欠席者氏名

石河委員

議題

  1. 事務局から配布資料説明
     武蔵野市行財政改革検討委員会報告書(案)
  2. フリートーキング
     武蔵野市行財政改革検討委員会報告書について、フリートーキングを行った。
  • 財政面について
    • まだボリュームが足りない。財政フレームについても書くべきだ。
    • 財政のデータとして、部局別・課別の予算編成や、経常経費のキャップ制の効果、行政評価の試行結果など、職員の参考に資するものは入れておいたほうがよい。
    • 民間委託や市民協働を推進している一方で、財政圧迫の要因が委託費の増加と述べているのは、矛盾していないか。
    • 今度のプランでは、議論の中で出た定数削減の話や委託の話も含めて、規律ある財政運営の中で、人件費・物件費などどのくらいのフレームが使えるのかを示さなければならない。これは答申なのだから、最終的にはこれを受けて市がどうするのか決めればよいのであり、この中には少なくとも議論したことを踏まえた情報は出していかなければならない。
    • 補助金について、他都市との比較データや予算に対する比率のデータや、少額・長期・高率の補助金の占める割合など、出せるデータは出してほしい。
    • 行政評価についての、企画・財政・人事・組織の役割分担を大きな視点でどこかに書いた方がいい。
    • 受益者負担については、使用料・手数料の見直しよりも、横出し・上乗せしている施策の見直しの視点が必要だ。
    • 武蔵野市にとって、三位一体改革はメリットが大きい可能性もあるが、まだ不透明だ。地方交付税交付金をもらっていないから、影響としては小さいと考えられるが、それもまだ不透明である。
    • 改革の進捗によって、弾力的に財政フレームを見直していく必要がある。あとは国や都がこれに乗じて補助金等のカットをしないようにということを書く。
  • 財政計画について
    • 財政計画の中での扶助費の伸びの見込みが低いのではないか。扶助費を低めに見積もる理由はないし、この歳入・歳出の見込みは今までの議論と合っていない。
    • 提出された財政計画は、いろいろつじつまを合わせるように作られているのだが、行革の必要性を書くためには、いろいろな可能性を想定してある意味財政計画を否定しなければならない。武蔵野市はまだまだ元気なのだから、投資的経費を見積もった方がよいし、まちづくりに使った方がいい。扶助費については適正負担を考え増え方は抑制する、基金はきちんと見込む、取り崩さない。その変革のためどうしたらいいかというのが、第2章だ。
  • 理想の職員像について
    • 一般的に望ましい職員像というものは出せるのか。昔のように機関委任事務だけで、みんなが平均的に仕事をしている時代なら一律の公務員像があったが、今のように複雑化した仕事だとノウハウを出すというのも難しい。
    • ここで必要なのは、いろいろな像ではなく、リーダー像だろう。管理職は公募性にしてもよいと思うが、その必要な資質と要件として、リーダー像をオープンにして、人材育成していく。ミドルマネージメントの求められる条件を出していくのがいい。
    • 市民からみた場合、豊かな人生観を持つ職員の方が共感できるのではないか。生活人としての実感があるかたが、多様な価値観にも対応できる。リーダーを育成する一方で、自ら選択して一般職として仕事も一生懸命やり、人生も楽しむという職員もあり得るとした方が市民の共感を得られるのではないか。
    • 地方公務員は、国や民間に比べても優秀な人材が点在している。出世欲のある人間が必ずしも優秀とは限らない。総合職と一般職の垣根を低くして、あとで逆転可能な柔軟なシステムを作らないといけない。そして頑張った人には、金銭的にもそれなりの報酬が受けられるようにしなければ、モラルが保たれない。
    • 出世欲がなく、自分なりに市に貢献できる人がいても構わない。給料は低くてもよい。
    • 勤務に対する多様な考えを受け入れるということを書く。
  • 今後の進め方について
    • 本日の論議を踏まえて、報告書案を事務局が調整して再度委員にメールで送る。その報告書案について各委員が事務局と修正点のやり取りをして、次回にはそれを反映した報告書案を提出する。次回で全体についてもう一度論議して、終わらない場合は、もう一度開催する。

次回 9月30日(木曜日)に決定。

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