武蔵野市行財政改革検討委員会 第5回要旨

このページの情報をXでポストできます

ページ番号1010295  更新日 2011年6月23日

印刷 大きな文字で印刷

会議名
武蔵野市行財政改革検討委員会 第5回要旨
開催日
平成16年5月11日(火曜日)
開催時間

午後6時30分~8時45分

開催場所

武蔵野スイングホールスカイルーム

出席者氏名

辻委員長、鵜川副委員長、石河委員、近藤委員
企画政策室長、総務部長、財務部長、企画調整課長、行政経営・評価担当副参事、総務課長、人事課長、人事制度担当副参事、財政課長ほか

議題

  1. 事務局から配布資料説明
     武蔵野市行財政改革検討委員会中間のまとめ(案)
  2. フリートーキング
     武蔵野市行財政改革検討委員会中間のまとめについてフリートーキングを行った。
  • 報告書のまとめ方ついて
    • 個別の課題をいつまでにやるのかが不明確だ。
    • 大きな行政課題があまり丁寧に説明されていないにも関わらず、細かいところが書き込まれているので位置付けについてそのような疑問が出る。精査する必要がある。
    • 構成を考えると、第1章の前に”はじめに”があり、なぜこの行政改革をやる必要があるのか書くべきだろう。目次もあると、全体の構成が理解しやすい。
    • 検討委員会が市長に出すのであれば、─を進めてください、─すべきでしょうという書き方であるべきだ。
    • これは、どちらかというと事業計画になってしまっている。その前段である全体的な行政改革のテーマが必要ではないか。
    • 魂に訴えるものがない。基本的な考えかたをきちんと示してほしい。大きなことをありふれたキャッチフレーズで書いたりしている。成果は書かれているが、課題が見えない。
    • 流れとして、なぜ行政改革をやるのかという問題意識とそこから見えてくる問題点と課題、最後は自分たちはどうすべきかという夢を語る、もしくは夢を実現するような課題を描く。職員の思いとして、以前出た職員意見を反映したらどうか。
    • 字が小さすぎる。
    • 第2章で行政の質の高さなどについて書く根拠が第1章に書かれていない。変に危機感を煽るのではなく、事実に即して書かなければならない。”はじめに”に今までの行政改革の経緯と今回改めて行政改革をやらなければならない趣旨をきちんと書く。そこで新しい課題として何をやらなければならないのかということをきちんと書く。その課題に対して現状の分析をどこかに示す。通り一遍の記述ではだめだ。
  • 市民協働の推進について
    • 市民パートナーシップについては、はたして持続可能な市政の課題の解決策なのか。
    • 企業と同様、市民も社会的貢献が問われているということを表に出して市民一人ひとりとのパートナーシップを推進して、行政に対する認識を高めてもらうという書き方にした方がよい。
    • 武蔵野市の特徴として、町内会のしがらみがなく、自分の時間が満喫できて快適だと言う人がいる一方で、武蔵野市に愛着があり、地域で何か活動したいという人の意欲も的確に満たせる条件整備が整っているということがある。市民協働の推進を書くなら、そのような土壌が整っていることを書くことが必要だ。合理化とか経費節減の筋だけで書いては、実態に合わないし、厳しい。
  • 健全財政の維持について
    • 管理職などにアンケートして、何が課題と考えているか知るのもいい。
    • 将来のために、今まで培ってきた経営ノウハウのようなものは、財政責任条例などで押さえておくべではないか。
    • 本質をはっきりさせるべきだ。今はそれなりにいいから、このまま継続させ無駄遣いしないようにしたいというのか、今のままでは、財政的に硬直してだめだということか。
      (事務局)今は決して悪くはないので、職員の定数の見直したり、市民の力を借りてこのまま持続させていきたいということだ。
    • 武蔵野市は決して悪くない、まだ健全なうちに根本的に整備見直すというように書けばいいのではないか。問題意識として、このままではだめだというように。
    • 方針は骨太でわかりやすいものであるべきだ。質の高い行政を行っているのなら、第1章で具体的な政策展開を書かなければいけないし、今後予想される建築事業費等も具体的な数字を出していかなければ、投資的経費に今後どのような影響があるのかこれではわからない。
      (事務局)長期計画で方針が決まるような事業については、まだ書けない。
    • 話題となっているものについては、概略ででも出さなければいけない。
    • 質の高い行政といっても、他都市と比べて同なのか具体的に書かなければだめだ。確かに高いだろうが、都区部に比べたらどうなのかは、整理しなければわからない。
    • 武蔵野市が市民に提供できるサービスの全体量を示さなければならない。収入が横ばいである以上、何かを始めるためには何かを止めなければならないし、財政フレームの中で、優先度を決めなければならない。市民にも応分の負担があるということ、自己責任について書いていい。
    • 受益者負担のことを書くなら、自己責任のこともはっきり書かなければならない。
    • 中間案は、鵜川委員に託して、大きな枠組みと項目について策定委員会に報告していただき、趣旨を伝えていただく。今後は、第1章に施策編をつけ、資料に基づいて1回で議論する。これを事務局が持ち帰り、次の会では前半で直した部分を後半では、次のパートについて資料に基づいて議論する。これを順繰りに月1回くらいのペースでやって最終報告ほまとめる。第2章は1項目ずつやる。
    • ”はじめに”で趣旨を語る部分がはっきりしていない。問題意識を持ったうえで議論をし、最後にまとめてもいいだろう。
    • 次回から第2章の各論について骨太の現状認識と課題を的確に出してもらうという作業を始める。全体像はそれを踏まえてもう一度見直すというのがいいたろう。
    • 市民の社会的貢献の必要性というのはその通りだ。市はこれだけのことをやるから、市民もこれだけ責任があるということを書いていいと思う。
  • 人事・給与について
    • なぜ少数精鋭の人事体制を構築しなければならないのか、これでは伝わらない。財政が厳しいから人減らしをということしかわからない。
    • (1)組織(2)人事制度(3)人事給与でいい。
    • 人事給与のところで、年功型を改めるとあるが苳N功はある意味必要だ。経験を積まなければできない仕事もある。が、いつまでもそれを引きずってはいけないということだ。年功型を即廃止というのはいかがなものか。
      (事務局)いきなり廃止ではなく、カーブや格差を徐々に是正していくということだ。
    • 役所と民間の給与体系を一度徹底比較してみればいい。
    • 民間と違うところは、地方公務員制度は地方公務員法や人事院勧告のしばりがあり、改革に非常に時間がかかるということだ。給与も国家公務員の給与に準じている。勤勉手当くらいしか手をつけられないのが現状だ。職務の本質とか性格は似ている。
    • 行革プランは自分たちを律するものだという性格上、自分たちはこうするということが明確にでなければならない。
    • 民間の給与体系は、ある程度まで年功型だ。ボーナスで差をつけるので、年収をみれば役付きの方が高収入となる。
    • 常勤の中途採用は本当は必要性が高くはない。任期付きで専門家を高収で採用するのがいい。常勤で中途採用すると即戦力にはなる。ただし、現在の採用を控えている状況だと、年齢的に空白ができてしまうので、専門家として必要な人材なら、任期付きで高収でも年齢がダブっても採用するのが適当だろう。
    • 今までの議論だと、柔軟な執行体制が目的だろう。2の表題は、スリムで柔軟な執行体制で、(1)組織(2)人事考課(3)給与制度としたらどうか。
    • 企業の場合、ライフラインに関することなら24時間対応することも必要だ。それ以外の場合は、コストパフォーマンスを考えると必要ないかもしれない。ただし宣伝という考えかたもある。市の仕事としては、土曜日・日曜日は別にして、夜にもやらなければならないものはないのでは。最近、サービス産業で土曜日も働いているかたが多いので、土曜日は需用があるのでは。
    • 札幌市や横浜市など、100万人規模の大規模な市役所では、最近24時間対応が流行になりつつあるが、武蔵野市の人口規模で24時間の常駐が必要かどうかは疑問だ。
    • 市民のニーズがあるからやるのか、市政のアピールなのか、リスク管理のためなのか、何のためにやるかが肝心だ。企業だとリスク管理のためだろう。
    • 次回から第2章の最初の部分も含めて、まず1市民協働の積極的推進と行政サービスの向上のところを資料を基に再度議論したい。
      次回は、6月7日(月曜日)に決定。

イベント情報をiPhone・iPad端末のカレンダーに取り込めます。
カレンダーへの取り込みについて説明を読む

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください

このページについてご意見をお聞かせください


このページに関するお問い合わせ

総合政策部 企画調整課
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1801 ファクス番号:0422-51-5638
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。