武蔵野市職員行動指針(平成22年制定)

武蔵野市では、「市民のために公共の課題を解決する」という市のミッション達成(使命)に必要とされる職務行動と、その背景にある価値観を職員全員が共有することを目的として「武蔵野市職員行動指針」を平成22年11月3日に制定しました。
なお、制定日の11月3日は、武蔵野市市制施行日です。

武蔵野市職員行動指針

私たち職員の使命は、市民のために公共の課題を解決することです。その職務行動の原点には、武蔵野市を誇りに思う気持ちがあります。

市民生活に根ざした先進的な市政運営の伝統を継承し、行政のプロフェッショナルとして、私たちは、以下の行動指針にのっとり、たゆまぬ努力を続けます。

1. 市民感覚を大切にし、誠実に取り組みます。
2. 目的志向で考え、果敢に挑戦し、粘り強くやりぬきます。
3. 社会経済情勢の変化をつかみ、大局的な視野で改革を続けます。
4. 市民の税金を大切にし、限られた経営資源を効果的かつ効率的に活用します。
5. 目標を共有し、強いチームワークで活気のある組織を作ります。

職員の総意に基づき、ここに定める。

制定の理由

団塊の世代の退職等による職員の入れ替わりなど、組織風土が大きく変化することが予想される中で、武蔵野市が大切にしてきた市民生活に根ざした市政運営の伝統を継承するため、「職務上の信条」や「職員として心がけるべき行動」などについて、これまで明文化されていなかった職務行動の基本方針を定めました。

制定過程の特徴

指針の納得性および実効性を高めるため、すべての職員に意見を求めました。
管理職については個別インタビュー、一般職員についてはワールドカフェ形式の会議によって意見を交換し合い、キーワードを抽出しました。
「誠実に対応する」「使命感を持つ」「自分の考えを持つ」など、普段は口に出さない職務遂行上大切にしている信条などを職員同士で共有する機会ともなりました。