思春期の恋愛と性

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ページ番号1013676  掲載日 2022年10月19日

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  • 日時:平成26年11月8日(土曜日) 午前10時~正午
  • 会場:武蔵野プレイス3階 スペースC
  • 講師:大田静香さん(東京都助産師会助産師:武蔵野市助産師会会長、「いのちの授業」委員長

講座「思春期の恋愛と性」

 長年、都内の幼・小・中・高校で「いのちの授業・性教育」を行ってこられた大田さんより命と性に関する親の対応についてお話をいただきました。
学校での性教育のあり方や家庭での意識の差の中で、性に対する正しい知識をしっかり持たないまま大人になっていく今の子供たちは自己肯定感が低いというお話から始まりました。「孤独を感じる子」(15歳を対象)は日本では約3割もいて先進国27ケ国では最下位だそうです。自己肯定感を高めるには、命を大切にすることがまず必要であり、自分自身を大切にすることがなにより大切です。

 性に関する様々な情報がインターネットなどで簡単に得られる時代。性的な成熟が早まっている一方で基本的なところで性に対する意識が低い今どきの子供たちに親は何をどのように伝えていけばよいのか、グループで話し合いました。「妊娠や精通などについてことあるごとに話しているにも関わらず理解していないようだ」、「男の子の性の話を母親が聞くことが難しい」などが出されました。
 また、講師のレクチャーで妊娠・出産から始まる「性」の流れを親自身が改めて振り返り、思春期の性行動と妊娠、性感染症やデートDVなど性被害のリスクを子どもにどう伝えていくか考えました。
 一人ひとりの子供がいかに愛されて育ったかということを折に触れ伝えつつ、年齢に応じた性教育の内容やタイミングを意識しながら、日ごろから子供ときちんと向き合うことの大切さを学びました。

参加者の感想から

  • とてもためになる内容で、感激しました。私自身、子どものことでとても悩んでいたので、とても参考になりました。
  • 出産からの性、というお話を聞いたことがなかったので、性と命は生涯つながっているもの、という実感を強くしました。
  • 中学一年の長女のためにと思って受けた講座でしたが、五歳の弟の教育の参考になりました。
  • 大田さんの「子どもが自分で決めて自分で覚悟して生きるために生まれてくる」という言葉は、今日、高3の娘に言います。

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