現代メディアの中の性差別を考える

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ページ番号1013641  掲載日 2022年10月19日

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  • 日時:2015年12月19日(土曜日)午前10時~正午
  • 会場:武蔵野商工会館 ゼロワンホール
  • 講師:諸橋 泰樹さん(フェリス女学院大学教授)

情報社会に生活する私たちは、新聞、雑誌、テレビはもちろん、パソコン、スマホといったITメディアに至るまで、多くのメディア情報に囲まれて無意識のうちに暮らしています。しかし、これらの中に含まれる社会的文化的性差別や偏見(ジェンダー・バイアス)が、一般の人達の性別役割分担などのジェンダー意識を培養しているといっても過言ではありません。

現代メディアの中の性差別を考える

今回の講座では、ワークショップ形式を取り入れ、前半のレクチャーで、メディアは実は「人為に構成されたもの」であり、これらによって私たちが「暗黙の内に意識づけ」されているということを学びました。後半では、英国で放映された「有名黒人モデルを使った車のCMを検証する」という番組を視聴し、4-5人ずつのグループに分かれて、何がジェンダー的に問題か意見を出し合い、模造紙にまとめ、発表し合いました。参加者同士の様々な見方考え方に大いに刺激され、どのグループもメディアは作られたもの、演出されたもの、作為のあるものと気づき、ジェンダー差別の有無を意識しながらセンシティブにメディアに関わることの大切さを確認し合うことができました。

参加者の声

  • 見た目に惑わされる、編集意図に影響される。深読みするために、メディアリテラシーはもっと必要だ。久しぶりに人に刺激される楽しい講座でした 。
  • メディアが明確に“構成されている”ことが、ワークショップを通じて実感できた。

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