第2回 施設・周辺整備協議会
- 日時:平成22年5月17日(月曜日)
- 場所:武蔵野クリーンセンター3階見学者ホール
- 傍聴:3名
フンデルトワッサー作品紹介(副会長)
日本では、大阪の舞州清掃工場の設計などを行った。基本的にはアーティストであり、自然界には直線は無いというアプローチで、都市にあふれる直線的な建物に対するアンチテーゼとして、数々のユニークな建築作品を残しています。作品の特徴として、「鮮やかな色彩」「曲線」「建物に緑を取り入れる」などがあげられます。
委員の意見
- ごみ処理施設が単なる箱に入るのではなく、目立つこと、ごみのことを考えてもらうのはよいこと。ごみは、それぞれの問題。誰かが処理してくれれば良い問題ではなく、避けて通れないものである。「ごみで、どういう物語を作りますか?」というもの。一つの地域だけが被害をこうむるという視点の問題ではない。
- コミュニティカフェなどはどうか。地域・近隣の人も入ってきて営業をする。
タウンウォッチング
5月8日(土曜日)に実施されたタウンウォッチングについて、事務局からパワーポイントで紹介したあと、参加した委員を中心に感想および意見がありました。
委員の意見
- どこからクリーンセンターが見えるかというと、パークタウンからはあまり見えない。緑町三丁目からはよく見える。中くらいの大きさで見えるのは、吉祥寺北町五丁目・四丁目。
- 市道41号線は、電柱やつつじの植え込みなどによって、自転車で交差するときには譲り合わなければ通ることができないことから、三丁目としては歩道を広げてほしい。自転車の道ではなく、人間の通るほうの道を広げてほしい。
- このエリアには、色々な要素があることを、改めて感じた。クリーンセンターがあり、市役所・防災センターもあり、素晴らしい建て替えを行ったグリーンパークがあり、まさに建て替えを行っている都営住宅、リニューアルをしている中央公園、商店街がある。磨けば光る場所。NTT研究所は大きな敷地であり、普段閉鎖していることがもったいない。また、防災上の観点も必要。歴史のある建物もある。コンセプトとしては、「エコ」や「低炭素化社会」もあるが、「景観」や「防災」もある。地区ごとにベースとなる「コミュニティ」が、これだけある地域は、市内にはあまりないのではないかと思い、「コミュニティ」もコンセプトになりうる。
- ここは、江戸時代に新田開発によって開発された場所。南北の道はあるが、東西の道はあまり無い。幹線道路は、市道41号線より南となると五日市街道までない。歴史を保存しながら「融合できるまちづくり」がコンセプトになるのでは。新田開発のときに出来た南北の道が、中島飛行機によって消えた。そこを回復して、緑町1丁目・2丁目・3丁目の行き来が上手くいくようになれば、商店街の活性化にもなるのではないか。
- 三丁目から二丁目に行く導線は一本しかないということに気がついた。同様に、北町への導線も少ない。パークタウンの中には、各地域への導線が上手く確保されていることにも、改めて発見した。車が入り込まなくて、移動できる道がある。緑町コミュニティセンターが、あの場所にあることには意義がある。また、テニスコートや野球場なども、導線を基に考える必要がある。現クリーンセンターの場所は、良いコミュニティの場所になるのではと感じた。
- 新クリーンセンターにも車が多く来ると思うが、そのためにも道が確保されると良い。
41号線の向こう側(NTT研究所裏門付近)からクリーンセンターを見たときに、緑が少ないと感じた。防災上は、野球場やテニスコートの場所は、市役所から近く、広いスペースを確保していくことは大切だと思うが、植物園のようなイメージで色々な種類の植物が楽しめるようになれば素敵だと思う。 - 子供も楽しめるようなデザインの煙突があれば面白い。
- コミュニティカフェについて、けやきコミセンでも「茶社」という名前で月に一回やっている。武蔵野市の特徴のある場所をまち巡りが出来るようなものにできればと思う。
- ポイントとして、今住んでいる人を対象になるのか、未来に住む人を対象に考えたほうが良いのかを考えた。
- 少子高齢化。建物が残っているけど人が住んでいない場所などを考えると、今ある建物を使えないかと考える。独居老人の家など、一部屋だけ使って他は使っていない一軒家などもある。今ある建物は、壊さずに市の財産として使えないだろうか。ホームシェアリングやグループホームなど。調査が必要。テストプラントを造れればと思う。
- 良いところはいっぱいあるなと感じた。緑町三丁目の昔ながらの邸宅など、保存していきたいと感じた。都営武蔵野アパートの建て替えによって出来る空き地には、中島飛行機の変電所の跡などがあり、平和記念館にしたり、コミュニティセンターの分館などもほしいという声が大きくなっている。
- NTTの間に道路を通すことも有効かと考える。防災の関係でも、北高校や千川小学校が防災倉庫となっているが、そこへの導線を考えても、道路があると良い。
- NTTとの間に歩道を造るのは良いことだと思うし、手狭となっているコミセンを今後どのようにしていくかなども、まちづくりとしては考えていってほしい。立派なクリーンセンターを造ることが一番の目的であるが、全体のまちをどのようにつくっていくか。
- 新施設内に緑町三丁目のかたがたが利用できる会議室などがあれば良い。緑懇話会としては、都営住宅の未利用地について、緑町一丁目・二丁目では、公共施設として利用できると良いと考えている人が多い。中央公園周辺には、戦争の傷跡が残っている場所。公園の近くには、記念館のようなものを造り、様々な人がくつろげるカフェのようなものがあれば良いのではないだろうか。敷地内の一割程度にそういった建物を設置し、残りは緑を活かしたものになれば。
- 今回は、クリーンセンターから西側・南側しか行けなかったのだが、他の地域や、他の人たちとも周りたい。
- 煙突がどこから見えるかというと、意外と市外の練馬区や西東京市などから見える。緑の薄さ。もれているところがある。
- 新施設が出来るときには、余熱利用施設が欲しいといわれている。岩盤浴や足湯など。
- 扶桑通りには、住宅が密集しており、学校があり、市内でも交通事故が多い、もっとも危険な場所。そういうまちを見ていると、小さな場所にいっぱい駐車場が出来て、車が入ってきている。車と人が分かれたまちづくりが出来ないか。コミュニティガーデンがある。ポケット広場など、小さな公園にも草花が多く、手入れが行き届いており、他市の人から「武蔵野市はすごいね」といわれる。これは、市民が入るかどうかがポイント。地域の市民が無償で働き、楽しんでいる。そういうことも活用して、そういったイメージをもってまちづくりを行ってはどうか。
- 昨日、エコフェスタを行い、「未来のクリーンセンターを考えよう」というワークショップを行った。その中で、隠すのではなく、来て楽しいもの、足湯や、小さいお子さんから「自由にいつでも見学できる施設にして欲しい」や、若いお母さんからは子供連れでゆっくりきてコーヒーでも飲めるカフェレストランが欲しいとの話が出た。それによって、自慢が出来る付加価値のあるものになるのではないか。クリーンセンターを、マイナスイメージから脱却して楽しいものになっていけばと思う。そこで出た意見は事務局でまとめてもらえると思う。
- 歴史の継承性を、どのように施設に反映するか。緑の見せかた。視野的にはよいものが出来るのではないか。緑の多い施設ではあるが、ちょっとした配置などで見えかたが変わる。
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環境部 ごみ総合対策課 クリーンセンター係
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