学校改築用総合評価方式（施工実績評価型）について

学校改築用総合評価方式（施工実績評価型）（試行）では、地域精通度や企業や技術者の能力等（過去の施工実績等）に基づいて評価される技術力と価格の総合評価を行い、地域のランドマークとなる学校改築工事を確実に施工できる企業を選定することを目的としています。

総合評価方式とは

総合評価方式とは、価格だけで評価していた従来の落札方式と異なり、価格に加えて価格以外の要素を含めて総合的に評価する落札方式です。

価格競争が、標準的な設計・施行方法に基づき最も低い価格を入札した者を落札者とする方式であるのに対し、総合評価方式は、価格のほかに地域精通度や同種工事の施工実績等、価格以外の要素を評価の対象に加え、これらの両方を評価することにより、総合的に優れた調達を行うことができるとされています。

対象工事

武蔵野市内の学校改築工事から選定します。

落札者の決定方法

入札価格が予定価格の制限の範囲内であり、失格基準価格を下回らない者のうち、価格点と技術点の合計点である総合評価値の最も高い者を落札者とします。総合評価値の最も高い者が2者以上あるときは、くじ引きにより落札者を決定します。

ただし、落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって、著しく不適当であると認められるときは、予定価格の制限の範囲内で入札した他の者のうち、総合評価値の最も高い者を落札者とすることがあります。

その他

詳細については、学校改築用総合評価方式（施工実績評価型）実施ガイドライン（試行）や該当となる学校改築工事の告示や発注予定表をご確認ください。