子どもの交通事故防止対策について
過去5年間の子どもが関与する交通事故の状況を見ますと、歩行中の交通事故は全年齢の中で7歳が最多であるほか、6月に歩行者、7月に自転車の交通事故がそれぞれ最多となるなど、夏季の子どもの交通事故防止対策は重要な課題となっています。
また、本年の都内の交通死亡事故を見ますと、4月30日時点で2歳の幼児が犠牲となる交通死亡事故が発生するなど、非常に厳しい状況であることに加え、昨年は6月以降に2名の児童が犠牲となる交通死亡事故が発生しています。
このような状況下において、7月下旬からは保育園や幼稚園、学校の夏休み期間となりますが、子どもたちの命を守るべく、本ページを参考に大人が子どもたちに対して交通安全の指導をお願いします。
道路への「飛び出し」は危険!
横断歩道のない場所で道路に飛び出さない
道路に飛び出すことで交通事故に遭うケースが目立ちます。道路を横断するときには、必ず横断歩道や歩道橋を渡りましょう。
横断歩道の信号が変わった瞬間に走り出さない
横断歩道の信号が青に変わってもすぐに渡るのは危険です。車が来るかもしれないため、「左右の確認」と「車が来ていたら止まったか確認」を必ず行い、横断してください。
保護者の皆様へお願い
保護者の皆様には以下のことについて、ご留意いただきたく思います。
- 外出する際は、子どもから目を離さず、子どもの動きに注意する。
- 歩道を歩くときは、大人が車道側を歩く。
保護者が次のような交通ルールを繰り返し子どもに教え、自らも実践して正しい手本を示してください。
- 青信号であっても、右左の安全を確認して、車が止まってから横断する。
- 信号がない横断歩道は、必ず横断前に安全を確かめ、車が止まってくれたのを確認してから横断する。
- 止まってくれた車の陰からほかの車が来るかもしれないので注意する。
- 横断中も右左折して来る車がいないか注意しながら横断する。
- トラックやワンボックス車など大きい車両の右左折時は、車両の動きに特に注意する。(トラックやワンボックス車の運転席は高いところにあるため、子どもの存在に気がつかないことがあります。また、子どもの身長では、さまざまな工作物が車両の運転者の安全確認の障害となります。)
- 車道への飛び出しや、止まっている車両の前後からの横断は絶対にしない。
- 横断禁止場所横断や斜め横断は絶対にせず、横断歩道や歩道橋を利用する。
- 道路や駐車場で遊ばない。
- 自転車に乗るときはルールを守る。(特に、信号や一時停止は厳守する。)
- 自転車に乗るときはヘルメットを着用して、あご紐をしっかり締める。
- キックスケーターやローラーブレードなどの遊具を道路で使用しない。
交通安全に関する様々な情報について
警視庁交通部では交通安全に関する様々な情報について交通安全広報専用サイトにて公開しておりますので、ご参照ください。
自転車の交通ルール知っていますか?
武蔵野市では自転車の交通ルールやマナーを解説した動画を作成し、市公式YouTubeの『武蔵野市公式動画チャンネル』で配信しています。
自転車の通行方法や交差点での安全確認、危険運転防止の啓発などの内容をテーマ別に紹介しています。
お子様向けのクイズもありますので、ぜひご家族でご覧ください。
交通安全情報(警視庁交通部)
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「毎日を楽しくすごす3つのやくそく」 (PDF 235.9KB)
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「こどもこうつうあんぜん」 (PDF 406.2KB)
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「車輪付き遊具の使用は公園で」 (PDF 520.4KB)
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「夏休み!交通安全大作戦!」 (PDF 561.0KB)
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「過去5年間!最も多い7歳の事故!」 (PDF 898.3KB)
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このページに関するお問い合わせ
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