高齢者支援 よくある質問

このページの情報をXでポストできます

ページ番号1003911  掲載日 2022年6月3日

印刷 大きな文字で印刷

質問テンミリオンハウスについて、教えてください

回答

市では、地域での見守りや社会とのつながりが必要な高齢者等の生活を総合的に支援する「テンミリオンハウス事業」を実施しています。この事業では、地域の福祉団体や地域住民のかたがたなどが、年間1,000万円(テンミリオン)を上限とした市の補助を得て、ミニデイサービスやショートステイなどの特色ある事業を地域にある建物を利用して、展開しています。

テンミリオンハウス事業を始めたきっかけ

市では、介護保険制度が始まるにあたり、福祉サービスの面で市民に与える影響を調査したところ、その時点でデイサービスを利用していた高齢者の約3割が、利用対象から外れてしまうという結果を得ました。

市では、高齢者が元気な生活をできるだけ長く続けることが重要であると考え、介護保険を使わずに、地域に密着した支え合い(共助)の中で、介護予防や認知症予防等に取り組む仕組みとして、テンミリオンハウス事業を始めました。

テンミリオンハウスの特徴

テンミリオンハウス事業では、ご自分で通所や、食事やトイレなどの日常生活における基本的なことは1人でできるが、地域での見守りや社会とのつながりを必要としている要介護認定を受けていない高齢者を主な利用者として想定しています。(注意)要支援の認定を受けているかたは要相談

通所により地域へ出かけるきっかけを作り、栄養面に配慮した手作りの昼食で、食事を通した交流と健康維持を実現します。

また、施設ごとに工夫を凝らした多種多様な講座を実施しています。新たに趣味を持ったり、友達をつくったり、散歩のついでにふらっと立ち寄ったり、テンミリオンハウスは気軽に立ち寄っていただける施設です。

このように、高齢者の通所が主となっていますが、乳幼児親子などの来所も可能な施設もあります。

テンミリオンハウスの施設及び展開

テンミリオンハウスとして使用する施設は、市が用意します。市に寄付していただいた物件や、建物所有者から活用についてお申し出いただいた物件などの中から、改装費用などのコストについても勘案しつつ、事業の実施が可能な物件を厳選して開設しています。また、テンミリオンハウス事業を市内に均等に展開できるよう、留意しています。

テンミリオンハウスの運営

テンミリオンハウスは、地域団体や地域住民、NPO団体等が中心となって運営しています。各施設とも5年に一度、運営団体の公募を行い、有識者で構成する委員会において事業計画のプレゼンテーション及びヒアリングを経て、運営団体を決定します。

運営団体は、年間1千万円(テンミリオン)を上限とした市の補助金のほか、利用者から実費相当の代金を徴収するなどして、運営費用にあてます。運営団体は、毎年市に対して事業計画と実施報告を行い、先の委員会で承認を得ます。これら運営の実務等については、武蔵野市民社会福祉協議会がサポートします。

施設ごとの詳しい情報は

下記のテンミリオンハウスのページをご覧ください。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください

このページについてご意見をお聞かせください


このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 高齢者支援課管理係
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1940 ファクス番号:0422-51-9218
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。