武蔵野市道路総合管理計画

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ページ番号1018773  更新日 2023年6月7日

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武蔵野市道路総合管理計画を策定しました

 武蔵野市では、将来にわたり安全・安心な道路サービスを提供し続けていくために、今後の道路管理の方向性や取組みについて定めた武蔵野市道路総合管理計画を平成30年3月に策定しました。平成30年度から39年度の10年間を計画期間とし、新たな管理方針による「計画的」・「効率的」・「持続的」な道路管理の実現にむけて、様々な取組みを推進していきます。

背景・目的

背景

  • 高度経済成長期に一斉に整備された道路施設の老朽化
  • 笹子トンネル天井板落下事故を契機として道路管理者の責務が拡大
  • 自治体を取り巻く状況の変化(厳しい財政状況、市民ニーズ等の多様化、技術の高度化、技術系職員の減少 等)

目的

将来にわたり安全・安心な道路サービスを提供していくため、今後の道路管理の方向性や取組について定めることを目的として計画を策定

対象施設

道路管理課が管理するすべての施設が対象です。

舗装、擁壁、橋りょう、電線共同溝、排水施設、駅舎連続施設、道路照明、道路標識、防護柵、ベンチ等

写真:対象施設の例。舗装、橋りょう、排水施設、駅舎連続施設

管理方針

効果的な道路管理を実現し、ソフト・ハード両面から総合的な施策を展開することにより、将来にわたって、安全・安心なサービスを提供し続けます。

管理方針の実現に向け、以下の3つの視点に基づき、事業に取り組んでいきます。

  • 計画的な道路管理
    1. 長期的見直しの明確化
    2. 予防保全型の維持管理
    3. 情報基盤の整備
  • 効率的な道路管理
    1. 道路施設の優先度の明確化
    2. 発注方法の検討
    3. 新技術の積極的な活用
    4. 占用企業との連携
  • 持続的な道路管理
    1. PDCAサイクルの導入
    2. 管理体制の整備
    3. 市民等への情報発信と協働・連携

様々な社会的要請を踏まえ、「コスト削減」だけでなく、「品質」の視点にも配慮しております。

事業効果

管理方針に基づき、様々な事業を着実に取り組むことにより、次の効果が期待されます。

  1. 将来の財政負担の縮減・平準化
    新たな管理方針による計画的・効率的な道路管理の実現により、将来的に必要となる事業費の縮減や平準化が図られ、次世代の負担が軽減されます。
    現状の道路管理費(100年間の事業費が1,415億円)から366億円が削減され、新たな道路管理では100年間の事業費が1,049億円となる見込みです。
  2. 安全・安心な道路サービスの確保
    将来的な財政負担の軽減を図りながらも、交通量が多い路線や規模の大きい施設の優先度を高めるなどのメリハリある道路管理により、将来にわたり安全・安心な道路サービスが提供されます。
  3. 道路管理の持続性の向上
    日常的な業務から計画策定、施設の修繕・更新に至るまで、業務全般に対して、PDCAサイクルを導入することにより、業務の見直し・最適化が図られ、持続性の高い道路管理が実現されます。
  4. 道路管理に対する市民理解の促進
    計画の公表により本市の道路管理の方向性を明らかにするなど、市民に対する説明責任を果たすとともに、積極的な情報提供や啓発活動を行うことによって、道路管理の重要性や必要性等について、市民理解の向上が図られます。また、多様な主体との協働・連携の取組みを推進することにより、市民参加が促進されます。
  5. 環境負荷の低減
    予防保全型管理の導入による施設の長寿命化、占用企業と連携した共同復旧事業等による道路工事数の減少、環境に配慮した製品の採用等により、建設副産物の発生の抑制やCO2の削減など、環境負荷の低減が図られます。

詳細は、添付ファイルリンクの「道路総合管理計画」をご覧ください。


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このページに関するお問い合わせ

都市整備部 道路管理課
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1857 ファクス番号:0422-51-9245
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。