武蔵野プレイス(仮称)管理運営基本方針(平成20年3月)

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ページ番号1031618  更新日 2016年7月29日

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平成20年3月

平成20年3月、武蔵野プレイス(仮称)の設置目的を達成するため、管理運営の取り組みの基幹となる大枠を基本方針としてまとめました。
今後、この基本方針を基に、具体的な管理運営方法を検討していきます。

その後、「利用者の役に立つ施設」を目指すことを基本に事業やサービスを展開していく上での具体的な目標等を記載し、施設の管理運営を行っていく上での指針として『ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス管理運営指針』を策定しました。

この指針はリンク先のページでご覧いただけます。

『武蔵野プレイス(仮称)管理運営基本方針』の主な内容は以下のとおりです。

第1章 施設機能

施設の中心となる機能

本施設は、図書館機能を中心に、生涯学習機能、市民活動支援機能、青少年活動支援機能を相互に融合させることにより、幅広い市民による積極的な知的交流の場を提供する。

第2章 管理運営の基本的な考えかた

1.管理・運営の方法、主体について

  1. 利用者の参画
     図書館、市民活動及び青少年活動機能など個別機能ごとに、あるいは施設全体として、利用者と施設管理者による協議体を設置し、利用者が施設運営に積極的に参画できる機会を提供する。
  2. 管理・運営主体についての考えかた
     本施設のような複合機能施設を有効に活用するためには、施設の『すべての機能を有機的に一体化』した管理・運営が不可欠である。
     そのため、独立した団体(法人)が管理・運営を行う指定管理者制度を採用することにより、直営方式で陥りやすい従来の所管の縦割りの弊害を比較的スムーズに取り除くことができ、施設機能の一体的な管理を実現することが可能である。
  3. 指定管理者について
     本施設の中心となる事業は、教育委員会及び市長部局で展開している図書館、生涯学習、青少年活動支援及び市民活動支援行政(施策)と密接に関連するため、行政との連携が不可欠である。
    具体的には、現在も教育委員会の所管であり、生涯学習の一環であるスポーツ事業(施策)の一端を担っている「財団法人武蔵野スポーツ振興事業団」を改組し、本施設の指定管理者として管理運営を委任する。
    事業団においては、市と連携を図り、公益法人制度改革に伴う関係法律の施行(平成20年末の予定)後、速やかに新法上の法人移行及び改組手続きを進め、本施設の指定管理者としての環境を整備する。

2.施設機能と組織

 施設の中心となる機能として、図書館機能をはじめする生涯学習機能、市民活動支援機能及び青少年活動支援機能があり、これらの機能(事業)が相互に融合しあうためには、一体的管理が不可欠であり、その目的を達成するため、以下の体系図により組織運営を行う。

 組織体系

  1. 全館管理部門
  2. 図書館サービス部門
     図書館企画担当
     窓口サービス
  3. 生涯学習事業部門
     生涯学習事業の企画・運営
     武蔵野地域自由大学の運営
     アーカイブ事業
     ホームページの更新・管理
     連絡・調整及び支援(市民活動支援部門、青少年活動支援部門、コミュニケーションカフェの管理運営)

第3章 市民活動支援部門、青少年活動支援部門及びコミュニケーションカフェの管理運営

市民活動支援部門、青少年活動支援部門及びコミュニケーションカフェの管理運営は、NPO等の団体への業務委託を検討する。

第4章 施設管理の基本的事項

1.開館時間・開館日

開館時間・開館日数については、指定管理者制度を活用し、効率性と柔軟性を確保することによって、幅広い利用者ニーズに的確に対応するよう、できる限りの開館日数・時間の拡大を図る。
休館日の縮小についてはさらに検討する。

  • 開館時間(想定) 午前9時30分から午後10時まで
  • 休館日(想定) 毎週特定曜日、館内整理日、年末年始

4.青少年の施設利用について

B2Fスタジオフロアについては、青少年が、平日の放課後の時間帯及び土曜・日曜・祝日等、一定の時間帯や特定の曜日に施設・設備を利用する場合について、専用利用を検討する。
また、利用料金についても使用料の免除等の優遇制度を設けることを検討する。

第5章 環境への取り組み

1.周辺環境とともにある建築 自然を感じる心地よい環境の創出

屋上緑化、環境負荷の少ない空調方式の採用、夏場は冷えた夜間外気の取り入れ、トイレにおいて、洗浄水の雨水利用、人の出入りを感知し、照明のON・OFFをする人感センサーの採用により環境負荷の軽減を図る。

2.開館後の環境への取り組み

グリーンパートナー制度の加入、利用者の公共交通機関利用、環境啓発

第6章 収支想定(概算)

必要人員想定

  • 全館管理部門(館長を含む)
     正職員4人
  • 図書館サービス部門
     図書館企画 正職員9人、嘱託職員5人
     窓口サービス 嘱託職員37人
     生涯学習事業部門 正職員4人、嘱託職員4人
  • 合計:正職員17人 嘱託職員46人

試算した収支想定の総額

(単位:円/年)

- 項目 年額 既存施設等からの移転分(年額) -
収入 会議室等使用料

9,000,000

- -
- その他の収入

10,000,000

- -
- 合計

19,000,000

- -
支出 人件費

254,000,000

65,700,000

西部図書館、武蔵野地域自由大学
- 維持管理費
(市民活動支援及び青少年活動支援管理運営委託を含む)

257,500,000

38,800,000
10,000,000

西部図書館維持管理分
武蔵野地域自由大学
- 合計

511,500,000

114,500,000

-

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