武蔵野プレイス(仮称)基本設計(修正版)概要
平成19年10月

平成19年6月にまとめた「武蔵野プレイス(仮称)についての基本的な考えかた」に基づいて、外観、内部空間のデザイン、新しいブラウジングの考えかたなどを含めた「武蔵野プレイス(仮称)基本設計(修正版)の概要について」をまとめました。
今後、この基本設計(修正版)を基に実施設計を進めていきます。
武蔵野プレイスの建築の考えかた(まとめ)
基本理念
前回基本設計案:
- 多様な活動を同時に受け入れ、人と人、人と情報の出会いを誘う場。
今回修正案:
- 基本的に同じ。
内部空間
前回基本設計案:
- 勾配天井と斜めの壁によって、場所ごとのまとまりのある場(ルーム)を形成し、それらが次々とつながっていく。
今回修正案:
- 考えかたは基本的に同じ。
- 「エッジ効果」によりそれぞれの部屋としての落ち着きをより増進。
- 人にやさしい包み込むような空間。
- 各階中央あたりに広場的スペースを確保し、より交流しやすい環境をつくる。
外観
前回基本設計案:
- 公共建築として長く愛されるような設え。
- エイジング(時を刻むような素材感)。
今回修正案:
- やわらかさを加え、より親しみやすい新しい公共性を体現。
- 数種の仕上げで多様性を付加したエイジング。
構造(経済性)
前回基本設計案:
- 大きな柱ピッチ(スパン)。
今回修正案:
- 可能な限り整形(スクエア)、均等スパンで、より明快な構造形式とし、コストダウンを図る。
環境
前回基本設計案:
- 周辺環境との調和。
- 地下化によるエネルギー負荷の軽減。
- ライフサイクル・コスト、CO2の低減。
- 屋上緑化・散水。
- ヒートアイランド防止。
今回修正案:
- 基本的にすべて継承(さらに増進)。
- 窓面積の削減によりエネルギー負荷のさらなる軽減。
ブラウジング
前回基本設計案:
「動線ブラウジング」(3つの階段による回遊性)。
今回修正案:
- 「空間ブラウジング」(空間の差異性による回遊性)。
- シースルーエレベーターをオープンスペースに向けて導入。
添付ファイル
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武蔵野プレイス(仮称)基本設計(修正版)の概要について (PDF 2.3MB)
(18ページはA3版で作成してあります)
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