ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイスの建設から開館までの主な経過

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ページ番号1008422  更新日 2016年7月29日

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武蔵野プレイスの建設から開館まで

土地取得

武蔵境駅南口にある農水省食糧倉庫跡地(現在、暫定駐輪場)の取得については、昭和48年より農水省と協議を行い、平成10年に、市議会特別委員会により提出された跡地の利用方法についての報告書をもとに、「図書館、青少年チャレンジセンター等の施設に活用する」等の利用計画を立て土地を取得しました。
平成11年には、跡地の北側半分(2,162.1平方メートル)を恒久的に公園として残すために、都市計画公園として都市計画決定しました。

武蔵野プレイス建設予定地

建設予定地の地図
武蔵野プレイス建設予定地

(平成13年3月~平成14年12月)  新公共施設基本計画策定委員会

新公共施設基本計画策定委員会より、平成15年2月に施設の基本的な考えかたが報告書として提出され、施設のコンセプトを「集う、学ぶ、創る、育む、知的創造拠点」とし、具体的に「図書館機能をもつ施設」「会議・研究・発表のための施設」「創作・練習・鑑賞のための施設」「交流のための施設」という4つの施設の機能が提起されました。

(平成15年10月~平成16年2月)  武蔵境新公共施設設計プロポーザル

平成16年2月には、建設の基本計画の段階から建築家に参画いただく目的で、「武蔵境新公共施設設計プロポーザル」を実施し、202者の応募者の中から、設計候補者として川原田康子氏を選考しました。

(平成16年5月~平成17年3月)  農水省跡地利用施設建設基本計画策定委員会

平成17年3月、農水省跡地利用施設建設基本計画策定委員会が前策定委員会の基本的な考えかたをもとに、施設の詳細、規模、管理運営等について議論を進め、それらを建設基本計画として報告書にまとめました。

その中で、基本理念として、活動が行われる場所という意味で、「プレイス」という公共空間の新しいイメージを設定し、「ライブラリー」「フォーラム」「スタジオ」「市民プラザ」という4つの具体的な施設機能が提起されました。また、この施設が、図書館機能を中心に、生涯学習機能、青少年健全育成機能、市民活動支援機能をそなえ、それらが単なる複合施設としてではなく、一体的、有機的に連携して構成され、それらが市民に活用されることによって、新しい知的な活動、新しい交流を生んでいくという点も示されました。

これらの機能を活かすために、地上4階地下3階、延べ床面積約9,600平方メートルという施設規模が提起されました。この規模は、周囲の環境に十分配慮したもので、地上部の高さは周囲のケヤキ並木等より低く抑えてあり、また4階部分を後退させるなど、周囲の樹木や北側公園、武蔵境新駅舎、駅前広場等の景観に配慮した計画になっています。

(平成17年4月~10月)  (仮称)武蔵野プレイス基本設計

設計プロポーザルで選考された建築家 川原田康子氏が、農水省跡地利用施設建設基本計画策定委員会報告書を受け、この建設基本計画に提起された様々な施設機能を有機的に連携させ、交流という価値をいかに生み出していくかという点に主眼を置き、(仮称)武蔵野プレイス基本設計をまとめました。

(平成17年12月25日、平成18年1月8日) オープンハウス〈基本設計展示会〉

この基本設計について、市民の意見を聞くため、オープンハウス(基本設計展示会 平成17年12月25日・市民会館 平成18年1月8日・境南コミュニティセンター)を開催しました。

(平成19年6月)  武蔵野プレイス(仮称)についての基本的な考え方

専門家会議の最終報告書の提言を受けて、「武蔵野プレイス(仮称)についての基本的な考え方」をまとめました。

(平成18年7月~平成19年3月)  武蔵野プレイス(仮称)専門家会議

オープンハウスでの市民意見を踏まえ、施設規模の縮減などを盛り込んだ見直し案を市議会(平成18年3月)に提案したところ、見直し案に対し、市議会での意見や『基本設計の趣旨に沿った建設を』といった陳情が採択されたことから、平成17年10月の基本設計に立ち戻って、市民にとってより利便性の高い施設となるよう検討するため、平成18年7月に武蔵野プレイス(仮称)専門家会議を設置しました。
平成19年3月7日、「武蔵野プレイス(仮称)専門家会議最終報告書」が市長に提出されました。

(平成19年10月)  武蔵野プレイス(仮称)基本設計(修正版)の概要

平成19年6月にまとめた「武蔵野プレイス(仮称)についての基本的な考え方」に基づいて、外観、内部空間のデザイン、新しいブラウジングの考え方などを含めた「武蔵野プレイス(仮称)基本設計(修正版)の概要について」をまとめました。この基本設計(修正版)を基に実施設計を進めました。

(平成19年10月~平成20年6月)  武蔵野プレイス(仮称)実施設計概要

平成19年10月にまとめた「武蔵野プレイス(仮称)基本設計(修正版)」を基に実施設計を作成しました。

外観のイメージ
武蔵野プレイス外観イメージ
内観のイメージ
武蔵野プレイス内観イメージ

(平成20年3月)  武蔵野プレイス(仮称)管理運営基本方針

武蔵野プレイス(仮称)の設置目的を達成するため、管理運営の取り組みの基幹となる大枠を基本方針としてまとめました。

(平成20年4月)  武蔵野プレイス(仮称)開設準備室の設置

「武蔵野プレイス(仮称)」の建設にかかる事務は、平成20年4月より所管が企画政策室企画調整課から教育委員会教育部に移管され、「武蔵野プレイス(仮称)開設準備室」が設置されました。

(平成20年12月) 武蔵野プレイスの名称決定

平成20年11月1日から21日まで、広く市民に愛され、親しまれ、施設の設置目的にふさわしい名称をつけていただけるよう名称の募集を行い、165件の応募がありました。

「図書や活動を通して、人とひとが出会い、それぞれが持っている情報(知識や経験)を共有・交換しながら、知的な創造や交流を生み出し、地域社会(まち)の活性化を深められるような新しい時代の公共施設」という機能を表現し、応募いただいた皆さんの説明や趣旨を最大限生かせる「ひと・まち・情報 創造館」を採用しました。

同時に、多種多様な活動が出会い交錯する「場」、子どもからお年寄りまで多世代にわたる交流を生み出す「場」=「プレイス」を使用した案が多く、その名称が定着していると判断し、これらを組み合わせ、市長を委員長とする選考委員会にて『ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス』としました。

(平成21年4月)  武蔵野プレイス開設準備室

平成20年12月に施設名称が『ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス』に決まったことから、課名を「武蔵野プレイス開設準備室」に変更しました。

(平成21年4月)  ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス 管理運営指針

平成20年3月にまとめた「武蔵野プレイス(仮称)管理運営基本方針」に基づき、「利用者の役に立つ施設」を目指すことを基本に事業やサービスを展開していく上での具体的な目標等を記載し、施設の管理運営を行っていく上での指針をまとめました。

(平成21年5月)  境南ふれあい広場公園基本プラン

平成21年5月、武蔵境駅南口駅前の都市計画公園の基本プランがまとまりました。
鉄道施設の高架化に伴い南北一体化のまちづくりの中心となる施設として、隣接する武蔵野プレイスとともに整備することになりました。
境南ふれあい広場公園基本プランへの意見を平成21年6月30日まで募集し、たくさんのご意見をいただきました。

(平成21年8月21日)  武蔵野プレイス作業所見学会

小学生を対象とした武蔵野プレイスの作業所見学会を行い、プレイス建設現場の見学のほか、建物の概要説明、境村の歴史、地層や工事方法、デザイン等についての勉強、ストーンアート(現場出土の石に絵付け)を行いました。

(平成21年10月~平成22年10月)  武蔵野プレイス市民活動フロア市民ワークショップ

武蔵野プレイスの3階に設置される市民活動フロアの利用に関する市民ワークショップを9回開催しました。

(平成22年3月)  武蔵野市立武蔵野プレイス条例

武蔵野プレイスの設置について定めた条例が制定されました。

(平成22年4月~平成27年3月31日)  武蔵野プレイスの指定管理者の指定

武蔵野プレイスの管理運営は、指定管理者制度に基づき、公益財団法人武蔵野生涯学習振興事業団が行うこととなりました。

(平成22年6月)  境南ふれあいひろば公園整備計画

平成22年3月末までに境南ふれあいひろば公園基本プランを基にした実施設計を終了し、それをもとに「境南ふれあいひろば公園整備計画」を作成しました。

(平成22年6月)  武蔵野プレイスロゴマーク

武蔵野プレイスの施設理念とイメージを表すものとして、武蔵野プレイスのロゴマークを決定しました。

(平成22年6月~12月) 武蔵野プレイスニュースレター

武蔵野プレイスについての情報提供とイベント情報の案内を目的としたニュースレターを7回発行しました。

(平成22年7月)  武蔵野プレイスブックレット

武蔵野プレイスを紹介することを目的としたブックレットを作成しました。武蔵野プレイス館内の案内のほか、「図書館」「生涯学習支援」「市民活動支援」「青少年活動支援」の4つの機能を紹介しました。

(平成22年8月26日)  夏休み  こどもワークショップ

夏休み中の小学生を対象とした「こどもワークショップ」開催し、プレイスの建設現場の見学・各フロアの概要説明のほか、プレイスとブルドーザーのペーパークラフトを作成しました。

(平成23年7月9日)  開館

武蔵境駅南口の農水省食糧倉庫跡地に、図書館機能を中心とした知的創造拠点『ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス』を建設し、平成23年7月9日に開館しました。

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