吉祥寺駅南口駅前広場事業

吉祥寺駅南口周辺の交通環境の改善と安全な歩行空間の確保を図るため、平成12年に南口駅前広場を都市計画決定しました。

吉祥寺駅南口駅前広場(武蔵野都市計画道路3・3・14号線)の概要

吉祥寺駅南口周辺では、市道第2号線（パークロード）の歩行環境の向上、井ノ頭通りの円滑な交通環境の整備等が課題となっています。現在パークロードは、駅前で路線バスの降車を行っていることから、バスと歩行者の通行が輻輳し、安全性、快適性が著しく低下しています。そのため、本事業は、こうした課題への対応に向け、井ノ頭通りの路線バス乗場の移設を考慮しつつ、パークロードの歩行者優先の安全・快適な歩行空間を確保するため、駅前広場を整備し路線バスの通行を井ノ頭通りに変更するものです。

これまで地権者との折衝を重ねながら用地取得等の事業を進めておりますが、関係権利者の生活再建等の問題もあることから、整備には時間がかかっています。今後もご理解、ご協力をいただきながら早期実現に向け事業を推進していきます。

駅前広場の整備効果

• パークロードからバスの通行を排除することで、歩行者の安全性、快適性が確保され、回遊性が向上します。
• 駅前広場に井ノ頭通り上の2番バス停を移設することで、吉祥寺大通りからの右折車の円滑化が図られるとともに、吉祥寺駅とバス乗場の距離が短縮され利便性が向上します。
• 駅前広場内にタクシー乗場、待機スペースを確保することで、現在の吉祥寺大通りにバス乗場のスペースを確保します。