武蔵野市自治基本条例(仮称)骨子(平成30年10月)
武蔵野市では、平成28年11月に「武蔵野市自治基本条例(仮称)に関する懇談会」を設置し、条例に盛り込む内容(骨子案)について検討してきました。
平成30年2月には骨子案の素案を公表し、市民や議員の皆さまから素案に対するご意見をいただきました。
懇談会での全22回にわたる議論と、素案に対していただいたご意見を踏まえて骨子案を作成し、平成30年10月15日に懇談会から市長に報告されました。
市は、本骨子案を、武蔵野市自治基本条例(仮称)骨子として取り扱うことを決定し、さらに市民の皆さまのご意見を伺いながら、条例の制定に向けた検討を進めました。
骨子の概要
自治基本条例(仮称)制定の目的
自治及び市政運営に関する基本的な事項を定めるとともに、市民、市議会、市長等それぞれの役割を明確にし、市民自治のさらなる推進を図ることを目的とします。
基本原則
次の4つを基本原則とします。
- 計画に基づく市政運営
- 情報共有
- 市民参加
- 協働
市民、議会、市長等の役割
自治の主体である市民と、市民により選ばれた議員、その集合体である議会、市民により選ばれた市長、それぞれの役割について規定します。
参加と協働
情報共有や、武蔵野市がこれまでも伝統的に行ってきた市民参加、協働、コミュニティなどについて規定します。
議会と市長との関係
ともに市民に選挙により選ばれた代表である議会と市長との関係について規定します。
行政の政策活動の原則
基本原則の1つであり、武蔵野市の特徴とも言える長期計画に基づく計画的な市政運営などについて規定します。
その他
国や都との関係や友好都市・近隣自治体との連携、平和と国際交流などについて規定します。
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