【原発】公共施設における落ち葉のたい肥化について

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ページ番号1006077  更新日 2023年12月19日

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落ち葉のたい肥化

 市では、以前より、循環型社会システムづくりの推進を目指し、ごみ発生・排出抑制の徹底と資源化の推進を進めており、市内の落ち葉についても、市民と協働で、市内の公園や学校にある約50カ所のたい肥化施設において集積・たい肥化し、そのたい肥を自区内の花壇等で活用する環境リサイクル活動を実施してきました。

 平成23年3月の東日本大震災に伴う福島第一原発事故の発生に伴い、国や都が落ち葉や剪定枝を利用したたい肥の生産は自粛するように取り扱うものとしたため、本市でも落ち葉のたい肥化は実施しないものとし、活動を中止するようお願いをしてきました。残置されていたたい肥については、平成25年1月から2月に放射性物質測定を行い基準値400ベクレル/キログラム以下を確認したため、たい肥化に向けた準備として、同年3月に全てを回収し、バイオマス燃料としてリサイクル処理しました。

 一方、市では、原発事故以降、空間放射線量測定や土壌放射性物質測定、給食食材放射性物質測定等を確実にかつ継続的に実施し、安全・安心を図ってきました。また、それらを市民に情報提供することで、不安の解消を行ってきました。測定結果は、事故直後に放射線が溜まりやすいとされる雨どい等で基準値を超えることがありましたが、24年度後半からは全て基準値内となっています。

 これらのことから、本市では、市民の安全・安心の確保を大前提として、たい肥化施設が空の状態となったこと、空間放射線量等の測定値が基準値未満で推移していることを踏まえた上で、平成25年度に落ち葉の堆肥化にむけた準備作業を環境リサイクル活動の側面から、一定のルールの下、条件付きで再開しました。

 平成26年度以降につきましても、ルール下で事業を実施する仕組みは継続しますが、ルールを一部変更(緩和)し、事業を展開しています。ご理解の程よろしくお願いいたします。

様式

再開したたい肥施設の実績

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