子どもの食事Q&A
質問1 やさいを食べてくれません。どうしたらいいのでしょう…?
回答1
野菜は食物繊維が多くシャキシャキ・パリパリ感があります。歯が生えそろってなかったり咀嚼力が未熟な子どもにとっては、食べにくいものです。とくに生野菜は奥歯の生えそろわない年齢のうちは、食べにくくおすすめできません。野菜の味は食べ物の基本の五味「うま味 甘味 塩味 酸味 苦味」の中の酸味と苦味があるので食べにくいものです。この味は本能的に避けてしまう味ですが食べる経験を重ねるうちに食べられるようになります。切り方や調理の工夫次第で食べやすくなります。調理の工夫をご紹介します。
- 小さく切ります。自分でかみきれなかったり歯ですりつぶす事ができないと、それだけで「食べたくない!」となってしまったり、丸のみするのを促すことになってしまいます。
- とろみをつけます。ボソボソしたものは子どもには食べにくいものです。普通の野菜炒めも、あんかけのようにすると食べすくなります。
- 軟らかく煮ます。固すぎて噛めず丸のみしてしまわないよう、歯や歯ぐきで押しつぶせる固さにします。
- 肉や魚などと一緒に調理して、うま味をうつしてあげるとおいしさがアップします。
質問2 食事をあげるだけ食べてしまうのですが、食べすぎでないか心配です。
回答2
カウプ指数で確認したり成長曲線をつけてみましょう。曲線にそって成長していれば心配はありませんが、曲線のカーブが急激に上がるようなら気を付ける必要があります。まずはたくさん体を動かして遊ぶようにしましょう。また食事は油っぽいものや菓子、菓子パンばかり食べてしまうことのないようにし、根菜の煮物や炒め物など噛みごたえのあるおかずを取り入れよく噛んで早食いを抑えます。成長曲線に沿っていて、元気にすごしていれば、適量であると思います。
質問3 離乳食をはじめる時期は?
回答3
5~6カ月を目安にします。はじめるチェックポイントは以下の通りです。詳細は『離乳食のしおり』をご覧ください。
- 首がすわる
- 支えれば座れる
- 食べ物に興味を示す
- スプーンを口に入れても舌での押し返しが少ない
質問4 1歳前ですが、手づかみ食べをしてくれません。どうすればいいでしょうか?
回答4
大人が持たせようとしても嫌がる子や、持たされても口に運ぼうとしない子もいます。そのような時は、大人が同じものを手に持って、食べるところをみせます。その姿を見ているうちに、まねをして持つようになります。「これは手で持って食べるもの」ということがわかり、食べようという気持ちがでてきます。また手がぬれたり、ベタベタする感覚が嫌な子もいます。遊びの中で手指を使う経験をしていくと抵抗が少なくなります。手づかみ食べはスプーンや箸をもつ基本になるので、多少汚れてしまいますが、とても大切です。
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