保育のガイドライン

公立保育園の保育のガイドラインについて

本ガイドラインは、平成16年度から平成18年度まで実施された「武蔵野市公立保育園改革計画」において「保育の質の向上」の取組として位置づけられて作成したものです。

作成にあたっては、保育課・保育園の職員で検討チームを設置し、保育所保育指針を基に、これまでの武蔵野市での保育の実践を中心に検討を行い、基本となる事項をガイドラインとして定めたものです。

各園においては、本ガイドラインを基本とし、それぞれの取組に対しては各種マニュアルを整備し、日々の保育を実践することとしています。

平成19年3月に第1版として作成しましたが、平成21年4月1日より保育所保育指針が改定されて施行されたこと、また第四期長期計画・調整計画の分野別アクションプランである「第三次子どもプラン武蔵野」が平成22年度から26年度までの計画として策定されたことを受け、内容の一部改訂を行いました。

今後も保育を取り巻く環境や状況の変化に合わせ、順次改定していくものとします。

武蔵野市保育のガイドラインについて

平成22年2月に策定された第三次子どもプラン武蔵野の重点的取組として掲げている「認可保育所における保育の質の維持・向上と効率的運営の取組」の一つとして、武蔵野市保育のガイドライン検討委員会を設置し、本市における保育の質の水準を定めた新たな「保育のガイドライン」を策定しました。また、保育施設をめぐる社会情勢がめまぐるしく変化している中で、制度変更等に対応する部分を平成29年3月に改訂しました。

その後、平成30年に保育所保育指針が10年ぶりに改定され、また、令和元年の幼児教育・保育の無償化の実施など、国による大きな制度改正がありました。市においても、令和2年4月に「武蔵野市第六期長期計画」と「第五次子どもプラン武蔵野」が同時にスタートし、未来を生きる子どもたちが希望を持ち健やかに暮らせるまちづくりを進めています。これらを受け、今までの策定の議論や改訂の経過を尊重し、その理念を継承するとともに、制度変更や保育所保育指針の改定に対応する部分を中心に、市立保育所と民間保育所・認定こども園の合同園長会などで2年間検討を重ね、令和3年3月に改訂しました。

 

• 武蔵野市保育のガイドライン(令和2年度改訂版) （PDF 621.7KB）

武蔵野市保育のガイドライン令和5年度改訂について

今までの策定の議論や改訂の経過を尊重し、その理念を継承するとともに、令和5年に制定した「武蔵野市子どもの権利条例」に明示した子どもの権利や現状をふまえて令和5年度改訂版をまとめました。今回の改定案（添付ファイルのマーカー部分）についてご意見をお寄せください。

主な改訂点

• 「はじめに」の改訂
• 「本ガイドラインの位置づけ」の更新
• 「5障害児保育」「2障害児保育を円滑に進めるための取組み」に「(5)医療的ケアが必要な児童の保育」を追加
• 「10災害発生時、感染症龍流行時の社会福祉施設としての役割」に、福祉避難所としての役割を追加

• 武蔵野市保育のガイドライン案（令和5年度改訂版） （PDF 1023.9KB）
• LoGoフォームでのご意見ページ（外部リンク）

武蔵野市保育のガイドライン研修会について

武蔵野市の認可保育所では「武蔵野市保育のガイドライン」を基にした保育を行っています。平成27年度「子ども・子育て支援新制度」がスタートして、これまで認可外保育施設であった保育ママやグループ保育室などが地域型保育として市の認可事業になりました。

そこで、市の保育水準を定めた「武蔵野市保育のガイドライン」を、武蔵野市の保育に携わるすべてのかたに、策定当時の状況なども含めて、再認識してもらうために、平成27年11月20日に武蔵野市保育のガイドライン研修会を、市の全体研修として開催しました。その内容を報告書としてまとめました。

報告書には、ガイドライン策定までの検討委員会の様子、保育所での実践やその活用、これからの保育に対する思いなどが掲載されています。付属資料として、保育のガイドライン実践事例の映像と当日のアンケートを掲載しています。

• 平成27年度 保育のガイドライン研修会報告書本文 （PDF 1.0MB）
• 付属資料 平成27年10月31日保育のガイドライン実践事例 映像 （PDF 1.8MB）
• 付属資料 当日アンケート （PDF 493.4KB）

武蔵野市保育のガイドライン検討委員会について

委員会は、保育課長を委員長とし、保育園アドバイザー、公立保育園職員6名、私立認可保育園職員6名、保護者5名で構成され、平成22年10月から平成24年3月まで検討を行いました。検討の内容については、会議要録（下記の添付ファイル）をご参照ください。