保育所・こども園の食育・給食

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ページ番号1006901  更新日 2016年7月29日

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「食を営む力」は生涯にわたって育成されるものであり、その基礎を培うことが保育所・こども園における食育の目標です。このため保育所・こども園における食育は楽しく食べる子どもに成長していくことを期待しつつ、次に掲げる食育目標の実現を目指しています。
 武蔵野市の公立保育所では、次のような取組みを行っています。

食育目標

  1. お腹がすくリズムのもてる子ども
    十分に遊び、1日3回の食事と間食を規則的に摂る環境を整えることで、お腹のすくリズムを経験する。 
  2. 食べたいもの、好きなものが増える子ども
    いろいろな食品に親しみ、味覚など五感を使っておいしさの発見を経験する。 
  3. 一緒に食べたい人がいる子ども
    家族や仲間(友達・大人)と、会話を楽しみながら食事をする。 
  4. 食事づくり、準備にかかわる子ども
    子どもが食事づくり(準備・片付け)にかかわる活動を増やし、ときには家族や仲間のために作ったり準備したりすることで満足感や達成感を得る。その活動が子どもにとって楽しんでできるものになるように配慮する。 
  5. 食べるものを話題にする子ども
    楽しく食べる経験を積み重ねる。また、食事づくりや食事場面だけではなく保育所の生活や活動を通して、食べもののことを話題にする経験を増やす。 
  6. 気持ち良く食事をするマナーを身につける子ども
    気持ち良く食事をするマナーを大人が理解して、繰り返し子どもに知らせていく。

料理保育

料理保育の写真
料理保育

子どもたちが本格的に三角巾、エプロンをつけ、手をきれいに洗い、料理をします。野菜を手でちぎったり包丁で切り、いも汁やカレーを作ります。またホットケーキやクッキー、うどんなども作ります。

野菜の皮むきお手伝い

竹の子の皮をむいている写真
皮むきお手伝い

給食で使う野菜(とうもろこし、グリンピース、玉葱など)の皮むきなど食事作りに関わることで食べる意欲につなげます。

野菜の栽培・収穫

何の野菜を育てるかクラスで決めるところからはじまり、土を耕し、種や苗を買いに行き、畑やプランターに植えます。毎日、水をやったり、雑草をとったり世話をします。そして、収穫したものは調理してみんなで食べますが、不思議と苦手な 野菜も食べてしまいます!

クラスへの出前調理

給食調理員や担任の保育士が子どもたちの目の前で、昼食のソテーや味噌汁、おやつのホットケーキやサンドウィッチを作ります。子どもたちは調理の過程を見て、出来たてを味わいます。いつもとはちがった雰囲気で味も格別で、おかわりをたくさんします。

クラス配膳

年齢に応じてできる範囲で自分のごはんやおかずを自分で盛りつけます。慣れてくると自分の食べられる量もわかるようになり、こぼさず上手にできるようになります。

栄養士による食育の話

『栄養ってなあに?』『を食べると元気になる』『いろいろなものが食べられるようになろう』・・・など栄養士が絵本や紙芝居、ペープサートを使い、食べ物の話や栄養の話、バランスよく食べる大切さを話します。また食事のマナーや正しいスプーン、箸の持ち方についても栄養士からだけでなく、担任の保育士からもわかりやすく話をします。

保護者・地域向け講習会

保護者向けに年に1~2回給食試食会をしています。子どもたちの食事の様子の写真やビデオ上映、料理の実演、食事の相談をおこない、大変好評です。また地域向けには離乳食講習会や相談事業などの子育て支援事業をおこなっています。

給食内容

  • 給与栄養目標量に基づき献立をたてています。
  • 手作りで、うす味を心がけています。
  • ごはん食を多く取り入れています。お米は胚芽米や七分米を使い雑穀をまぜて炊いています。
  • だしは、毎日こんぶとけずり節でとり、汁物や煮物を作っています。
  • 行事食(正月・節分・立春・ひなまつり・お月見など)を取り入れています。
  • 午後のおやつは、手作りのお菓子の他、食事に近いもの(焼きおにぎり、やきそばなど)もあります。また乳児のおやつには、汁物をつけてより食事に近い形にしています。
  • 食材は旬のものを取り入れ、産地や流通経路のはっきりしたものや添加物の少ないもの、遺伝子組み換えをしていないものを選び、良質で安全なものを選んでいます。食材産地は園に掲示しています。また給食食材および調理済み給食の放射性物質検査を学校給食施設北町調理場の検査機器で測定しています。結果は市のホームページもしくは園に掲示しています。
  • 牛肉は使用していません。
  • 食器は陶器や陶磁器を使用しています。
  • 冷凍母乳を受け入れしています。
  • 食物アレルギーのある子どもの給食は、医師の診断書に基づき出来るだけ対応します。

献立表・レシピ・給食だよりの発行

月に1回、給食献立表、レシピ、給食だよりを発行し、食に関する情報や保育所の人気メニューを伝えます。

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子ども家庭部 子ども育成課(保育認定担当)
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電話番号:0422-60-1854 ファクス番号:0422-51-9223
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