武蔵野公会堂改修等基本計画

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ページ番号1041273  更新日 2023年6月16日

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武蔵野公会堂は、芸術文化や市民活動の発表の場などとして、多くの市民の皆さんにご利用いただいていますが、開館から60年近くが経過し、設備の老朽化が進むなど、建物の更新時期を迎えています。令和2(2020)年度から3(2021)年度にかけて実施した各種調査の結果、コンクリートについては、全体的に中性化の進行は見られず、圧縮強度の各階の平均値はすべて所定の強度を上回っており、健全な状態を確認できました。しかし、全体的な経年劣化が進行しており、特に給排水管等は劣化が著しく進行している箇所が見られ、早急な設備更新が必要な状況です。

また、防音性能の不足やエレベーターの未設置などバリアフリー化の遅れ、リハーサル室や控室の不足といった課題への対応も必要です。

これまでの各種検討や調査結果等を踏まえ、今後の更新方針の検討を進めた結果、武蔵野公会堂がホールを中心とした文化施設であって、現在のホール棟は今後さらに有効に活用できる余地があることや、周辺のまちづくりとの関係性などを総合的に勘案し、全面的な建替えよりも整備費を抑えながら、既存建物を活かして改修等により延命化を図ることとしました。

計画は「添付ファイル」からご覧いただけるとともに、市政資料コーナー・文化施設等で配布しています。

事業スケジュール

事業スケジュール。文化施設のあり方や更新の検討については、令和元年度~2年度末にかけて、文化施設の在り方検討委員会にて、「引き続きこのエリアにおいて市民文化の交流・発信拠点としての機能を有することが期待される」と提言され、令和4年度の文化施設整備計画にて、改善等により築80年程度の延命化を目指す案など、複数の改善案を比較・提示された。 公共施設としてのあり方については、令和2年度から目標耐用年数検討プロジェクトにて耐震性・劣化状況など各種調査を行い、令和4年度に第2期公共施設等総合管理計画にて、将来の施設周辺の面的整備やコンクリートの耐久年数を踏まえ、築80年を目指して施設の延命化を図る方針とした。 まちとの将来構想との一体的検討については、令和2年度から第六期長期計画や令和3年度のNEXT吉祥寺2021、令和4年度交通環境改善検討・パークエリアの将来像試案作成を行い、武蔵野公会堂は「パークエリアのまちづくりの将来構想とともに一体的な検討が不可欠」であるとされた。 これらを受け、令和4年度に、有識者会議・市民意見聴取にて、更新方針や備えるべき機能、街とのつながりなどについて意見聴取を行い、改修等基本計画を策定した。

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市民部 市民活動推進課コミュニティ推進係(文化施設)
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電話番号:0422-60-1831 ファクス番号:0422-51-2000
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