武蔵野市の未来の学校づくり

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ページ番号1047621  更新日 2025年4月17日

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武蔵野市学校建て替え計画の改定に向けて

【第五中学校】新校舎での授業がスタート

YouTube動画サムネイル

新校舎のツアー動画、教員、生徒へのインタビュー動画をぜひご覧ください。

第五中学校の新校舎は、「校舎全体をゆるやかにつなぐ学びの空間」を目指し、「主体的・対話的で深い学びの活性化」「個別最適な学び・協働的な学び」のための連続した多様な空間で、生徒が主体的に学べるよう設計しています。

多様な学習方法に対応できる、可変性と柔軟性のある教育環境になるよう整備し、学習活動を支援する場として、校舎の中心に開放的なラーニング・コモンズ(学校図書館)を配置しています。さらに、普通教室の近くには授業中はグループ学習、休み時間は友達とのおしゃべりにも使える学年コモンズも配置しています。

【令和6年度】子ども、教職員、保護者、地域の方々と意見交換を開催しました。

以下のとおり意見交換を実施しました。

(1)各地域でワークショップを開催(全6回:115名参加)

(2)全中学校でスクールミーティングを開催(全6回:34名参加)

(3)各校PTA会長とのワークショップを開催(23名参加)

詳細は、添付の「みんなで考えよう!武蔵野市の未来の学校づくりvol.2」をご覧ください。

リーフレット第二弾 武蔵野市の学校建て替え計画の改定に向けて

「中学校の適正な数」「未来における教育を見据えた小中学校の校舎のあり方」の検討について

学校を取り巻く状況の変化について

小中学校の分布図

今の小中学校の多くは、50年ほど前に武蔵野市の人口が増えた時期に一斉に建てられました。現在は1クラス35人から40人を上限に学級編制がされていますが、当時は現在と同じ教室で45人が授業を受けていました。

現在の子どもたちは学校で一人1台パソコンを使用して勉強していますが、少し前までは一人1台パソコンを使用した授業はありませんでした。このように学校で勉強することや、体験できることは、少しずつ変わってきています。

たくさんの友達と一緒に勉強したり遊んだりすること、色々な先生から話を聞いたり教えてもらうことは、学校で体験できる大切なことだと考えています。

こういった経験から、知らなかったことを知る力や、自分で考える力、思っていることを伝える力、みんなで話し合い決める力を身につけることが重要です。こういった力を育て、みんなの生活をよりよくするためにはどうしたらいいか、考えたり行動することができる大人になれるように、学校での教育というものがあるのではないでしょうか。

現在改築事業中の小中学校について

小中学校は少しずつ古くなっていて、不具合が出たところや不具合が出そうなところを直しながら使っています。武蔵野市では築60年を目安に建て替えることとしていますが、小中学校の多くがこれから築60年を迎えます。学校の建て替えには多くの費用がかかるため、計画的に建て替えを進める必要があります。学校の建て替えには1校70億円程の予算が必要となる見込みです。

現在第一中学校、第五中学校、第五小学校、井之頭小学校の4校で改築事業を進めており、今後も順次学校の建て替えを進めていく予定です。

外観イメージです。

上記の4校では、「学校の中心に開放的な学校図書館(ラーニング・コモンズ)」、中学校では「生徒同士や先生との交流の場となる学年コモンズ」、小学校では「授業形態に合わせて普通教室を拡張できるオープンスペース」など、既存の学校と比べて、スペースにゆとりのある校舎づくりを進めています。

内観パース

しかし、今後建て替えを予定している学校の中には、容積率が低い、高さ制限が厳しい、周辺道路が狭いなど敷地条件が厳しく、十分なスペースを確保できない学校もあります。

また、ICTの利活用や地域に開かれた学校など、従来の教育活動よりもレベルアップした新たな学校施設が必要になるかもしれません。

市では中学校の適正な数や未来を見据えた小中学校の校舎のあり方も含めて考えているところです。

小さな学校、大きな学校のよいところ

中学校の生徒の数は、昭和の時代と比較して、大きく減少しています。現在の学校数のまま建て替えると、生徒の人数、先生の人数が比較的少なくなる学校も出てきます。あるいは、2つの学校を合体して建て替えると生徒の人数、先生の人数が増えて規模が大きくなる学校が出てきます。それでは、規模が小さな学校、規模が大きな学校にはそれぞれどのようなよいところがあるのでしょうか。

まず、規模が小さな学校のよいところとしては…

一人になりたいときになりやすい。意見がまとまりやすい。校舎がコンパクトで移動がスムーズ。

管理(設備・服務・安全)の徹底 について情報共有がしやすい。体験活動先の確保が容易。すべての生徒の情報を 把握しやすい。教員の意見をまとめやすい。

次に、規模が大きな学校のよいところとしては…

たくさんの人と関われる。互いに高め合う仲間が多くできる。運動会や行事で成功したときの達成感が大きい。視野が広がる・深まる。

生徒を多角的な視野で みることができる。緊急時にも人手が十分に あるので対応がスムーズ。生徒の人間関係に配慮した クラス編成をしやすい。一人当たりの 担当業務が少ない。

以上は一例ですが、小さな学校、大きな学校には、それぞれのよさがあります。

また、新たな学校はどのような施設が必要なのでしょうか。

どんな設備が必要かな。いらなくなった設備はあるのかな。

武蔵野市教育委員会では、子どもたちの学びを第一に、それぞれの地域にとってどのような学校がよいのかを考えているところです。

今後、皆さんの意見を聞く機会もつくっていきますので、ぜひご参加ください。

【終了しました】教職員・保護者・地域対象ワークショップ

みんなで語ろう 武蔵野市の未来の学校づくり

武蔵野市では、現在一中、五中、五小、井之頭小の建て替え事業を進めています。今後も、順次学校を建て替えていく予定です。

今後の建て替えに向け、教員、保護者、地域の方を対象に「未来の学校づくり」をテーマとしたワークショップを開催します。

皆さんがまとめたアイデアは、今後の学校づくりのヒントになります。

たくさんのご参加をお待ちしています。

 

参考資料

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教育部 教育企画課学校改築係
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1972 ファクス番号:0422-51-9264
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