「むさしの元気ライフ100」が始まります

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ページ番号1047805  掲載日 2024年6月27日

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むさしの元気ライフ100(高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業)について

令和2年4月「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」が施行され、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業」という新しい制度が始まりました。これは、後期高齢者の医療保険者である後期高齢者医療広域連合と市町村が協力して、後期高齢者の健康づくりやフレイル予防を推進するための仕組みです。

武蔵野市では国の方針を受け、令和6年度より、高齢者支援課、健康課、保険年金課の3課が連携し、後期高齢者医療広域連合や地域の関係機関等と協力して、高齢者の健康維持やフレイル予防のための支援を行う「むさしの元気ライフ100」を実施します。

高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施
市町村における実施のイメージ図

フレイルとは

老化や病気などの影響を受けて、心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態を「フレイル」といい、健康な状態と要介護の状態の中間の段階を指します。

放っておくと、将来的に介護が必要な状態になる危険性が高まりますが、早期に気づき、適切な対策を行うことで、健康な状態に戻ることが十分可能です。いつまで元気でいきいきとした生活が送れるよう、下記の「3つの柱」を意識して取り組み、フレイルを予防しましょう!

元気でいきいきと生活できる期間
「健康」な期間を延ばす=フレイルを先送り(予防)」することは健康寿命の延伸につながります
フレイル予防で大切な3つの柱とは1.運動 2.栄養・口腔 3.社会参加
フレイル予防の大切な3つの柱
出典:東京健康長寿医療センター研究所「地域で取り組む!さあにぎやかにフレイル予防リーフレット」より

令和6年度の取り組み

健診や医療、介護に関するデータ等を基に、医療専門職が地域や個人の健康課題を把握・分析し、高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)と、通いの場等への積極的な関与等(ポピュレーションアプローチ)を行います。

健康上のリスクが高い方への個別的支援(ハイリスクアプローチ)

保健師と管理栄養士が家庭訪問や電話により、健康づくりや栄養などのアドバイスや受診支援を行います。
対象者のかたには、案内文を送付します。

  1. つながるコース
    対象:令和7年3月末時点で78歳または80歳で、令和4・5年度の2年度において、医療・健診ともに未受診で、要介護・要支援認定を受けていないかた
  2. 栄養コース
    対象:令和7年3月末時点で78歳または80歳で、健診の結果、BMIが20以下で、後期高齢者の質問票で「6カ月間で体重が2~3キログラム以上の体重減少があった」に「はい」と回答したかた


BMIとは:体格を表す指標。計算方法は体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)。70歳以上のかたの目標値は21.5~24.9で、20以下は「やせリスクがある」とされています。

通いの場等への積極的な関与(ポピュレーションアプローチ)

保健師と管理栄養士がいきいきサロン等の通いの場に出向き、栄養・口腔・フレイル予防に関する講座を行います。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 高齢者支援課地域包括支援センター
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1947 ファクス番号:0422-51-9218
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