武蔵野市気候市民会議を開催しました

武蔵野市気候市民会議を開催しました

近年、地球温暖化が原因とみられる異常気象が多発し、私たちの生活はその影響を受けています。
“気候危機”と言われている今、市では2050年度までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする、「2050年ゼロカーボンシティ」を目指しています。2050年に向けて、私たちの暮らしの中でも、大きな転換が必要とされています。
あらゆる人が気候変動問題の当事者としての「気づき」や「行動変容」を広げていくために、市では“気候市民会議”を開催し、地球温暖化（気候危機）問題に対する具体的な行動を示す“気候危機打開武蔵野市民活動プラン（仮称）”を作成します。

気候市民会議とは?

市民参加の一手法として、社会の縮図を構成するように、無作為抽出により選ばれた市民が気候変動対策について話し合う会議です。その開催は欧州各国で広がりを見せており、日本国内でも開催されています。
武蔵野市では、自治体主催初となる気候市民会議として開催しました。気候変動の現状に詳しいゲストティーチャーによるレクチャーを踏まえた上で、地球温暖化に対する目指すべきまちの姿や、一人ひとりの関心と行動を変えていくための取組みについて市民目線で話し合いました。

武蔵野市気候市民会議 実施の記録が完成しました

武蔵野市気候市民会議の会議概要及び討議結果を記した、「武蔵野市気候市民会議 実施の記録」が完成しました。
下記のデータをご参照ください。

• 武蔵野市気候市民会議 実施の記録 （PDF 25.4MB）
• 武蔵野市気候市民会議 実施の記録（資料編） （PDF 17.9MB）

武蔵野市気候市民会議 会議の日程

 

武蔵野市気候市民会議 会議の日程

開催回	日時	内容
第1回	令和4年7月26日（火曜日） 午後6時から8時まで	テーマ：地球温暖化の現状とこれからの社会／2050年ゼロカーボンシティ実現後の武蔵野市の姿 ゲストティーチャー：江守正多氏（東京大学未来ビジョン研究センター教授／国立環境研究所 上級主席研究員）
第2回	令和4年8月23日（火曜日） 午後6時30分から8時30分まで	テーマ：モノを買う・使う・手放す ゲストティーチャー：柿野成美氏（（公財）消費者教育支援センター）
第3回	令和4年9月27日（火曜日） 午後6時30分から8時30分まで	テーマ：動く・働く（学ぶ）・遊ぶ ゲストティーチャー：松橋啓介氏（国立環境研究所 社会システム領域（地域計画研究室）室長）
第4回	令和4年10月25日（火曜日） 午後6時30分から8時30分まで	テーマ：住まいのエネルギー ゲストティーチャー：前 真之氏（東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授）
第5回	令和4年11月22日（火曜日） 午後6時30分から8時30分まで	テーマ：市の現状と取組の紹介／2050年の武蔵野市（脱炭素社会）に向けて、広めていきたい取組

気候危機打開武蔵野市民活動プラン（仮称）は、令和5年度に公表を予定しています。

気候市民会議 各回の結果について

各回の会議結果については、下記のリンクからご確認いただけます。

• 気候市民会議 各回の結果

開催場所

• むさしのエコreゾート

気候市民会議 懇談会を実施しました

武蔵野市気候市民会議 懇談会

日時	内容
令和5年1月22日（日曜日） 午後1時から4時まで	終了後アンケートの結果概要説明／プランの作成について テーマ（取組内容のさらなる検討／行動変容を広める方法／気候市民会議を通じた変化と今後の活かし方）に分かれ参加者同士で意見交換

 

気候市民会議の参加者同士が気軽に意見交換を行える場として懇談会を実施しました。
当日は気候市民会議に参加した23名の方（任意参加）が全5回の気候市民会議の感想や気候危機問題に対する取組内容の更なる検討、行動変容を広める方法などのテーマで話し合い、参加者同士の交流を深めていただきました。