ハチの巣の駆除について
ハチについて
ハチを見かけると、刺されて危険だと思ってしまいがちです。
しかし、こちらからハチや巣を刺激しない限り、ほとんど刺されることはありません。
ハチは植物の受粉を媒介し、農作物につく害虫を捕食するなど、益虫としての側面も持っています。ハチの巣が生活の支障にならない場所にある時は、自然のままにして様子を見ましょう。
巣を作られないようにしましょう
ハチが人を攻撃するのは、防衛反応です。巣やハチにむやみに近づかなければ、攻撃を受けることはありません。
巣を作られないために、定期的に家の周りを点検しましょう(軒下、戸袋、天井・天井裏、換気口、庭木など)
スズメバチの巣の特徴
巣穴は一つで、球体です。表面にマーブル状の模様があります。
作り始めは、とっくりを逆さにしたような形をしていますが、だんだん球体の形になっていきます。
アシナガバチの巣の特徴
シャワーヘッドやハスの花托をイメージさせるような形をしており、六角形の巣穴が外からよく見えます。
自分が所有・管理する物件(自宅の庭など)にできた巣を駆除したいとき
民有地の中にできた蜂の巣を、市で駆除はしておりません。必要に応じて、その物件の所有者または管理者が、駆除してください。
市は、
- 所有者・管理者(個人またはマンション管理組合)が、スズメバチの巣を業者に駆除してもらったときにかかった費用の一部助成
- 所有者・管理者が、自分で駆除するための用具の貸出
をしております。必要に応じてご利用ください。
(1) 所有者・管理者が業者に駆除してもらったときにかかった費用の一部助成について
以下の対象者に該当、かつ助成要件全てを満たした場合に限り、スズメバチの巣を駆除した際の費用を一部助成いたします。
駆除業者に電話をして駆除費用を確認したうえでスズメバチの巣を駆除してもらい、一旦費用の全額を支払います。
その後、市役所環境政策課または市政センターに「スズメバチ等駆除費助成金交付申請書兼請求書」「駆除業者が発行した領収証(スズメバチの巣を駆除したことがわかる但し書きの記載があること)」「駆除前後の写真」を持参して申請してください。なお、環境政策課宛てのみ、郵送でも受け付けます。
翌月20日頃に、駆除した費用の一部が振り込まれます。
対象となるハチの巣
スズメバチまたはオオスズメバチの巣
(注意)危険性の少ないアシナガバチ、ドロバチ、ミツバチなどスズメバチ以外のハチの巣は助成対象外です。
助成の対象となる方
-
市内に所在する住居用の建物の敷地内において、スズメバチに営巣された建物、樹木等を所有する個人又はマンション管理組合
-
市内に所在するスズメバチに営巣された建物、樹木等がある敷地内に居住するかたで、当該建物、樹木等の所有者に駆除の許可を得ているかた
(注意)不動産業者等、事業を営む者は対象外
助成要件(3つ全てを満たすこと)
-
巣が目視できる(建屋の壁、塀、敷地内の樹木表面などに露出した巣等)
-
スズメバチの出入り(生息)が確認できる
-
日常生活に支障が生じている又は他者の安全に支障が生じている(申請書に具体的に記載すること)
助成額
駆除費用(税込み)の2分の1(ただし1,000円未満の端数が生じる場合は切り捨て、上限額あり)
対象者 | スズメバチの巣 | オオスズメバチの巣 |
---|---|---|
住民税課税世帯 | 15,000円 | 25,000円 |
住民税非課税世帯 | 30,000円 | 50,000円 |
(注意)申請者が住民税非課税世帯に属する場合にのみ、市で全額を助成します(ただし上限額まで)。
注意
- ハチの巣の駆除にあたり、高所作業、家屋の一部の取り外し・復旧を伴う作業が必要な場合等、別途費用が発生することがあります。その場合の別途費用につきましては全額自己負担となります。
- 駆除を伴わない出張費用、ハチの出入りのない古巣の駆除等は助成の対象外です。
- 巣の発見が遅くなり、駆除の時期が遅くなったものほど費用も多くかかる傾向にあります。初期段階での巣の発見及び対処ができるよう、自己の所有地等の状況について日頃からよく確認するようご配意ください。
- 助成金の申請期限は、巣の駆除を行った日の属する年度の3月末日(月末日が土曜日・日曜日・祝日に該当した場合はその前の開庁日)までです。制度を利用して駆除したかたは早めに申請してください。
市内の連携事業者 (申請書のお渡しや、写真撮影の対応が可能な業者です)
業者名 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
井之頭造園協同組合 | 武蔵野市吉祥寺本町1‐20‐3 | 21-9261 |
株式会社保谷園 | 武蔵野市吉祥寺北町5‐9‐21 | 51-9966 |
株式会社桜井造園 | 武蔵野市関前5-14‐10 | 52-1444 |
株式会社小美濃造園 | 武蔵野市吉祥寺東町4‐7‐11 | 22-2129 |
(注意)巣のできた場所、大きさ、事業者ごとに駆除費用が異なります。事前によく確認のうえ、駆除を依頼してください。
提出書類
- スズメバチの巣駆除費助成交付金申請書兼請求書
- 業者の発行する領収証(但し書きに「スズメバチの巣駆除」の記載が必ずあること)
- 駆除前後の写真
(2)所有者・管理者が自分で駆除するための用具の貸し出しについて
以下の用具を貸し出しています。数に限りがありますので貸し出しを希望される方は、事前に市役所環境政策課へ問い合わせ下さい。ご来庁の際は本人確認書類をご持参ください。
- 駆除スプレー(液体の薬剤が10メートル程度飛びます。)
- 防護服
近隣の民家などにできた巣を駆除したいとき
駆除することができるのは、その物件の所有者・管理者です。
無断で自分で駆除したり、市が駆除したりすることはできませんので、
その物件の所有者・管理者に駆除してほしい旨を相談してください。
市立公園や市道街路樹にできたスズメバチの巣を駆除したいとき
市で駆除します。緑のまち推進課(電話 60-1864)にご連絡ください。
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このページに関するお問い合わせ
環境部 環境政策課保全係
〒180-8777 東京都武蔵野市緑町2-2-28
電話番号:0422-60-1842 ファクス番号:0422-51-9197
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