第3回 施設・周辺整備協議会
- 日時:平成22年6月21日(月曜日)
- 場所:武蔵野クリーンセンター3階見学者ホール
- 傍聴:4名


未来のクリーンセンターを作ろう ワークショップ報告

木村委員より5月16日(日曜日)にクリーンセンター内で行われた武蔵野クリーンセンター運営協議会25周年記念事業「むさしのエコフェスタ2010」で実施した、ワークショップ「未来のクリーンセンターを作ろう」で、来場者のかたがたから出された意見についての報告がありました。
イベント時に足湯の脇で行ったため、足湯や、やすらげる空間に対する希望が多く出ました。
また、雑談の中でフリーマーケットなどのイベントが行いやすいように、外部電力を付けるなどの配慮や、時計があったり、だれでもトイレがあれば良いなという事が出てきたとの事でした。
抽出されたキーワード
- (常設の)足湯 やすらげる空間
- 誰が来てもいつでも見学できる、分かりやすいクリーンセンター
- 安全対策
- 住民が関われる施設
その後、石黒委員がスライドによって他の清掃工場と、還元施設などの紹介を行いました。
煙突のデザインや、リサイクルプラザなどの付帯施設について、やすらぎの場となるための広場などが例示されました。
施設・周辺整備事項の整理
これまでにパブリックコメント等で提出され、「市の基本的な考え方」においてまとめられた資料をもとに、施設を含む街区の地図上には新施設についての要望を黄色い付箋で、クリーンセンターを含む街区についての要望を水色の付箋で、また、周辺地域の整備についてはより大きい範囲の地図の上に、ピンク色の付箋で貼ったものが事務局より用意されました。それに対して、強調したいことや、新たに付け加えたいことについて活発に意見が交わされました。
施設整備(プラスの機能による付加価値の創出)
- いやしの場所。
- 足湯(多数意見)。
- 岩盤浴。
- カフェ・食堂。
- 生ごみ堆肥を使った野菜やハーブを利用。
- パンケーキ。
- 綺麗な花を植えて。
- 学びのスペース。
- エコ関係のネットワークの拠点 ・脱焼却・脱廃棄に向けた知恵を集める仕組み。
- 世界にも情報発信できる拠点に ・生物多様性・絶滅危惧種などを考える場に。
- ごみ博物館など歴史的な経過を継承出来る場所に。
- 雇用の創出(多数意見)。
- 立地の特性を重要視して障害者の雇用の場など。
- リサイクルの場。
- リサイクル品を売る場所・フリーマーケットができる場所。
- リサイクル工房に留まらず、焼却の場から、再生産の場への発想の転換。
- ごみを「持ち込む」だけの施設ではなく、「持ち出す」ものもある施設に。ごみ収集車が空で出て行くだけではなく。知識であっても良い。
雑紙を入れるとトイレットペーパーになる機械などの活用? - ホール・共有スペース。
とりあえず場所を確保することも大事。集まってきて何かが出来る場所。自由に発表できる。立地の強みとして、市役所が近いというものがある。単純に、100平方メートル欲しい!など - イベント対応ではなく、日常的なものとして使われる施設。例えば、クリーンセンターの蒸気を利用して衣服乾燥が出来るコインランドリー的なもの。
- 煙突をシンボル的なものにするように、5月にはこいのぼり、7月には七夕、12月にはクリスマスツリーなどと季節を通じて遊べるものにしてはどうか。
- 熱利用において、限りあるものなので、効率よく発電に使う。
- 太陽光発電よりも風力発電はどうか。
エリア整備
緑町コミセン
- エレベーターを付けて欲しい。 車椅子の来館者が増えてきた。
- テニスコートを都営住宅跡地に移して、コミセン周辺の環境を良くして欲しい。
- 屋内スポーツの練習場や駐車場を。
- 緑町コミセンを広げることには賛成だが、場所の移動は望まない。
野球場
- イベント開放 ・防災を考えると、野球場などのオープンスペースは大事。
- 野球場の地下などに、防災用備蓄品などを入れるスペース。
その他
- トイレになるベンチ ・今後造るものにエコセメント製品を使用。
周辺整備
- 市道41号線。
- つつじの植え込みを無くして歩道の幅を広げて欲しい。
- 電線類の地中化。
- 交通の便の向上。
- 関東バスの路線変更(ムーバス)
- 低炭素型社会のモデル地区と位置づけてはどうか。あえて、ごみを燃やしている地域において、高い目標を立ててCO2削減に望んでいくのはどうか。送電ロスの少ない電線地中化も盛り込んでも良いのではないか。
- 都営住宅跡地。
- 「周辺」の中に、都営住宅の未利用を入れて欲しい。
- 緑を残すのもよいのだが、その上で住民還元として公共施設を立てて欲しい。
- 少なくとも民間売却はして欲しくない。(多数意見)
空地になると、都の運用区になる。市としては、都が公園を造って、さらに戦争歴史資料館にするよう要望をしている。 - NTTの資料室を開放。
6月28日(月曜日)合同意見交換会に向けて
事務局より、第4回施設基本計画策定委員会の資料について説明がありました。
委員の意見・質問
- 現実的に、熱利用の出来る範囲というものは、どれくらいなのか。炉は2つになるということで、量がどれくらい利用できるのか
- 現在の蒸気の使用量はここで造られる量の何パーセントか。
- 協議会の場は、蒸気の利用にも関わるのか?
現状、約12トンのうち4トンを体育館や市役所に使っている。一炉運転の時は6トンできるが、安全を見て市役所のみに送っている。しかし、冷暖房の時期以外はプールに回すことを考えている。
新施設においては、24時間蒸気を運用したいと考えており、発電のみにするのか冷暖房にも使うのかなどは、これからの協議会及び委員会の検討課題であると考えている。 - 3分の1は利用して、残りは復水しているのか?
2トンから4トンは白煙防止など、施設内利用をしている。残りの4トンくらいが復水。 - 運動施設の駐車場の稼働率が、値上げ後下がっているのか調べて欲しい。
添付ファイル
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
環境部 ごみ総合対策課 クリーンセンター係
〒180-0012 東京都武蔵野市緑町3-1-5
電話番号:0422-54-1221 ファクス番号:0422-51-9950
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。