第7回 第二期協議会

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ページ番号1010502  更新日 2016年7月29日

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  • 日時:平成24年9月25日火曜日
  • 場所:武蔵野クリーンセンター3階見学者ホール
  • 傍聴:8名

視察について

各委員より、視察についての感想が寄せられました

  • エコプラザ用賀では女性がいきいきと仕事をしていた。いきいきと働ける職場が形成できるような行政と市民の関係を知りたいと感じた。
  • 産業廃棄物中間処理業者が、解体した素材を販売する事業を始めた。素材とアートを結びつけるアイデアは武蔵野市としても何か参考にできることがあるのではないか。
  • 武蔵野市民の成熟している意識とアートを結びつけるという新しい視点も出てくるかもしれない。
  • エコプラザ用賀は主婦の視点がよく行き届いており参考になったが、少し広すぎる印象であった。
  • ものづくり学校の広報誌は地域住民の出来事に関する記事も入っていて、おもしろかった。
  • エコプラザの運営などに地元の学生などの力を借りることもよいのではないかと感じた。
  • 様々な世代が参加することが重要。たとえば、大学のサテライトとして部室をつくることなども考えられないだろうか。
エコプラザ用賀の写真
視察で訪れたエコプラザ用賀の外観

作業部会について

委員より作業部会(9月19日に見学者ホールで実施)の検討内容について報告がありました

  • エコプラザは環境啓発施設と思っていたが、リサイクルをする施設だと捉える意見もあることにも気付き、エコプラザの中身を考える前に目的をしっかり考えることが重要と考え、作業部会では、環境啓発の対象や内容について整理した。ごみ減量化を促すことでCO2削減低炭素社会の実現につなげていくということについて共通認識が得られたと思う。
  • 作業部会では、「どうやって啓発するか」の部分は詰め切れなかったが、今後、啓発の対象、内容を検討したうえで、エコプラザに導入すべき機能、不要な機能等を検討し、具体的な運営者、方法を議論していければと考えている。
  • リサイクル機能を導入する場合には、学びやコミュニケーションに繋げていく、創造的な取組が必要と感じた。今はごみ問題に全く興味がない人にも目を向けてもらえるようにすることが環境啓発施設の役割だと感じた。リサイクル機能に関する話も出ているが、リサイクルがエコプラザで本当にできるのかという懸念がある。またリサイクルの取組自体をどう啓発につなげていくのかについても気になっている。
  • リサイクル施設で環境啓発を行うためには、作業内容を見せたり、体験できたりするような工夫も必要だと感じた。リペア工房という話が出ており、環境を啓発する目的でリペア工房を入れるのはいいのではないか。リサイクル施設としてリペア工房を入れると、エコプラザとして機能するのか疑問がある。これは今後の検討課題ではないか。

委員より「リサイクル商品作成工場と展示場の提言」について説明がありました

  • シルバー人材センターで家具類の補修を行っているが、採光・通風・ストックヤード・作業スペースが不足している。また、展示場も狭く商品を積み上げて展示しているため、崩れる危険性がある。バリアフリー化も図られていない。そのため、エコプラザ(仮称)において家具類の補修を行うのであれば、広いスペースと十分な採光・通風を確保する必要がある。

エコプラザ(仮称)の今後の方向性について

作業部会の報告及び「リサイクル商品作成工場と展示場の提言」を踏まえ、エコプラザの方向性について、各委員よりご意見をいただきました

  • 啓発という言葉が堅いように感じる。エコプラザの中身の議論の原点は、前の協議会での議論にあった、「哲学を作る」というところ。ごみを減らすようなライフスタイルに変えていくきっかけを作れるような場所にしたいという議論だった。
  • リペア工房なども機能を固定化していくのではなく、みんなで議論したうえで時代に合わせて柔軟に活動内容を変えていけるような仕組み・運営が必要ではないかと感じている。
  • 最近は無垢材が少ない。チップやベニヤが多くリサイクルに適さない廃家具が増えてきている。
  • 市民が体験できることが必要なのではないか。例えば、家具の修理などを教えることができる人がいて、参加者自らも技術を学び、ものを作ることができる場所があるといいのではないか。
  • 全市民にごみの減量を徹底させること、特に生ごみを減らすことが一番の減量につながると思うが、これをどうピーアールしていくかが大事。小学校4年生の社会科見学をきっかけに小中高大とつなげていくことが必要ではないか。皆が訪れたくなる施設を整備することが重要。
  • リサイクル機能を全部ここに集約する必要はないと思う。市全体で分散化を進めたかたがよい。他のリサイクル施設など市内のネットワークも活かして運営していければいいのではないか。
  • 啓発というよりも、気づくこと、学び、コミュニケーションに重点を置くことが大事だと思った。市内で活動している人々のネットワークの核になるものができないか。
  • 学びあう場・仕組みができることが重要。ごみ問題について学ぶのは小学校だけであり、今後は小学生以外への啓発も重要。中学生がホームページを作ってアピールしていくなども考えられる。最近の学校では図工の授業で環境デザインを学ぶ。
  • 根本的な問題に気付き、自ら学び自分のライフスタイルについて見直せるような場にしたい。武蔵野市のエコプラザは、単に展示すればよいという施設にはならないと感じている。エコプラザの今後の方向性については、哲学から意見を出し合ってもう一度議論してもよいのではないか。
  • 見える化をしても人が来なければ意味がない。人を集める工夫が必要であり、様々な人が様々なイベントを開催できる施設にしたい。
  • 劇的に変化を与えるような試みがなければライフスタイルは変わらない。個人で一生懸命ごみ問題に取組んでいる人に啓発の先頭に立ってもらうことが重要。
  • リユースも大事だが、ものを大切にすることをピーアールすることも大事。
  • まじめにプログラムは考えながら、アウトプットは少し遊んでみるというのがあってもよいと思う。例えば「リペアの鉄人」のような取り組みができないか。ある期間工房にこもって期間が終了して対決する。投票は子供たちがして、その模様をウェブにアップするなどのアイデアも面白い。
  • 人を集めるという意味でハードとしての建築も大切なので、プログラムに合った建築を作っていくことも重要。

次回の予定

  • 第八回 施設・周辺整備協議会 11月19日

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環境部 ごみ総合対策課 クリーンセンター係
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