武蔵野ふるさと歴史館企画展「戦争と武蔵野10」開催 B-29の製造現場を収めた動画の上映、B-29(一部)の実寸も再現!

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ページ番号1048175  掲載日 2024年8月5日

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米軍作成の映画「Birth of the B-29」のオープニング画像

武蔵野ふるさと歴史館では、平成26年の開館以来「戦争と武蔵野」を冠した展示を行ってきました。武蔵製作所の初空襲から80年を迎える今年の企画展テーマは「映像資料から見るB-29」としました。

今回提供する大きな資料は2つあります。
1つめは、米国国立公文書館から収集した米軍作成の映画「Birth of the B-29」です。ボーイング社のレントン工場(ワシントン州)を撮影したものです。日本側の工場内部の様子を収めた映像はほとんど現存しないため、勤労動員などによる体験談は文字のみです。動画の視聴により戦争体験者の証言を補完することが期待できます。人種・性別・老若を問わず、すべての人の協力で戦略爆撃機B-29がつくられ、日本を倒すことで平和が得られるという動画のストーリーは単純明快です。これを批判的な目で見る体験は、メディアリテラシーを磨く場となるでしょう。

2つめはB-29の水平尾翼の一部を実寸に近いサイズで再現したものです。片翼のみでも6メートルの長さがあり、展示室いっぱいに広がるほどです。映像だけでは実際の大きさは分かりにくいものです。これと見比べることでその大きさを実感することができるよう配慮したものです。
歴史館はB-29の製造過程や実際の大きさといった新たな情報を提供する場を設けることで、改めて戦争の惨禍について理解を深めていただきたいと願っています。


「戦争と武蔵野10」の取材について、ぜひご検討ください。


日時
10月31日(木曜日)まで。午前9時30分~午後5時(金曜日・祝日休館)
場所
武蔵野ふるさと歴史館 企画展示室(武蔵野市境5-15-5)
関連講演会

9月21日(土曜日)午後2時~3時30分

古橋研一(郷土史家)「市民の目線で調べる地域史~戦争で供出の梵鐘調べなど奥の手を話します~」


当日の取材などについては、下記までご連絡ください

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教育部武蔵野ふるさと歴史館
〒180‐0022 東京都武蔵野市境5-15-5
電話番号:0422-53-1811 ファクス番号:0422-52-1604
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