市議会の役割

市議会の仕事

市議会は、住民の代表として、武蔵野市をより豊かで暮らしやすいまちにしていくために、市の重要な事柄について、最終的な意思決定をする役割を持っています。
また、議員には議案の提出権があり、自ら条例などを提出することができます。
そのほか、市民の皆様から議長に提出された請願・陳情を審議し、採択したものについては、市の政策に反映するよう求めたり、国や東京都などに意見書を提出したりしています。

議会と市長の関係

市長（市、市役所）は、毎年、予算を編成し、さまざまな事業を行っています。また、条例など市民生活の基本的なルールを作ります。
議会には、こうした市の活動が適正かどうかのチェックを行う役割と権限があります。市長が編成する予算は、議会の可決（賛成）がなければ実際に使うことはできません。また、実際にどのように予算が使用されたか（決算）についても、議会の承認を得ることが必要です。条例も議会で可決されない限りは効力を発揮しません。
議員と市長は、どちらも市民の代表として直接選挙で選ばれており、お互いに対等の関係にあります。車の両輪として相互に抑制し、均衡と調和を保ちつつ独立した立場から協力して活動していく必要があります。