みどり・公園　よくある質問

質問ビオトープとは何ですか。

回答

ビオトープとは、ドイツ語の合成語で「いろいろな野生の生きものが暮らせる場所」を意味します。市内の生物ネットワーク形成と、自然環境教育の場としての活用を目的に作られた学校ビオトープは、子どもたちが生きた自然に触れられる貴重な場となっています。

ビオトープについては、学校ビオトープの整備とともに、市内のビオトープ第1号の関前公園トンボ池のほか、木の花小路公園、桜堤公園など、公園の一部や全体がビオトープになっているものなど、身近な自然の回復を目的とした事業が展開され、市内全域を網羅する生物ネットワークづくりを進めてきました。

平成18年に開園した基幹ビオトープ「むさしの自然観察園」(吉祥寺北町3-12)は、生物を飼育する機能と、生物をきめ細かに観察する機能を併せもつ市内ビオトープの拠点施設として設置したものであり、市内や近郊で生息する生き物や植物を育てたり、各小学校のビオトープ施設に提供したりすることで、生物ネットワークづくりを支えます。