非常用浄水器の設置

令和6年3月に市立小中学校18カ所にある災害時用井戸（学校避難所井戸）に非常用浄水器を設置しました。

非常用浄水器について

経緯

令和5年6月に学校避難所単独井戸（11カ所）について、水質基準項目（51項目）とともに水質管理目標設定項目（PFOS・PFOA）の検査を実施しました。

水質基準項目（51項目）については、4カ所で不適合、水質管理目標設定項目（PFOS・PFOA）については、7カ所で暫定目標値を上回りました。

学校避難所単独井戸（11カ所）の水質検査結果を踏まえ、市立小中学校の災害時用井戸（18カ所）に非常用浄水器を設置しました。

これにより、水道法に定める水質基準（51項目）の適合及び有機フッ素化合物（PFOS・PFOA）の除去が可能となり、避難者に対し、安全・安心な水を提供できるようになりました。

• 学校避難所単独井戸（11カ所）の水質検査結果について（令和5年） （PDF 60.1KB）

仕様

細菌、塩素、農薬、重金属などの不純物や有機フッ素化合物（PFOS・PFOA）の除去が可能な、逆浸透膜フィルターを搭載。

給水ホースを水源に投入し、電源ボタンを押すだけで使用可能。

1日に1,000人分以上の水の確保が可能。

1時間あたり350リットルの浄水が可能。

4輪タイヤ付で自在に動かすことができる。