災害時の給水体制
災害時の水の確保は次のようになっています。
浄水場
市内には2カ所の浄水場があり、この2カ所の配水池には合計19,195トンの容量があります。このうち、震度5弱の地震を検知した場合は緊急遮断弁が作動し、第一浄水場に4000トン、第二浄水場に3000トンの合計7000トンの水が確保されます。
災害時には、応急給水拠点を設置し、これらの浄水場から水を輸送します。
浄水場 |
容量 |
常時 |
---|---|---|
第一浄水場 |
11,345トン |
4,000トン |
第二浄水場 |
7,850トン |
3,000トン |
災害用給水施設
災害時の応急給水のため、市内30箇所の深井戸に自家発電機を設置しています。市立小中学校の避難所及び浄水場への送水に活用されます。
令和6年3月には、市立小中学校18カ所にある災害時用井戸(学校避難所井戸)に非常用浄水器が設置されました。これにより水道法に定める水質基準(51項目)への適合や、有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の除去が可能となり、避難者に対し、安全・安心な水が提供されます。
災害対策用井戸
市内に現存する民間所有井戸のうち条件に適合するものを災害用井戸に指定し、応急給水を実施するための水源としています。
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