第2回事業者選定委員会の議事要旨

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ページ番号1010521  更新日 2016年7月29日

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日時 平成23年12月15日(木曜日)午後7時から午後9時
場所 武蔵野クリーンセンター3階 見学者ホール
出席者 大江委員、小島委員、安井委員、荒井委員、水谷委員、高橋委員、渡部委員
欠席者 野本委員

新武蔵野クリーンセンター(仮称)実施方針(素案)について

  • 建築およびプラントについて、要件に該当する事業者は何社くらいあるのか。また、それによって競争性は確保できるのか。
    • 建築においては20社程度で、メーカーにおいては6社程度。ある程度の厳しいハードルがあることによって性能を担保しつつ、複数社の応募が期待できると考えている。
  • 「要求水準変更」に伴う事項を市の負担とするのであれば、何をもって設計変更というかという定義をしておかなければならない。
  • 「要求水準変更」について、時間経過に伴う要件は無いのか。
    • 基本的には、時間的な区分による按分などは無い。あくまでも、市の要望に応じた条件設定の変更などによる増加費用などを想定しており、市の責任において負担する。しかし、その費用を低減するための努力を事業者に求める。
  • 事業者選定基準に、デザイン等はどこに入るのか。「景観に配慮した施設整備の具体化」なのであれば、市の姿勢を打ち出すために「景観及び施設デザインに配慮した施設整備の具体化」としてはどうか。

新武蔵野クリーンセンター(仮称)要求水準書(素案)について

  • 建物の高さ基準は、20メートルと決まっているのか。
    • 基本計画で20メートル以下と書いているので、守ってもらう。メーカーによってはコンパクトにできる提案もあると考えるため、建物の高さは「約20メートル以下」という表現にする。
  • 「約」20メートル以下とあるのは意味があるのか
    • 「約」は削除する。
  • 地下3階まで行くとなると、地下水脈の関係などで、深さの制限はしないのか。
    • 武蔵野市には地下水脈が多く、7メートル掘ると地下水脈にあたるため、仕方がないと考えている。しかし、地下を深くすることは事業者に多大な費用がかかるため、不必要に深くすることは考えられない。また、市の水道事業で利用している地下水は120メートルの深さの井戸から採取しているため、影響は考えられない。
      「自然エネルギーの利用」とあるが、「再生可能エネルギー」というかたが一般的である。用語の整理をしたかたが良い。
  • ピットの容量について、計画ごみ量の6日分とあるが、ピットにおいては撹拌が大事な訳であり、奥行きを指定する事が多い。
  • 高効率発電を下げない上で、白煙を少なくするようにということがあるが、それでエネルギーを利用することにならないか。白煙が上がっても、無害な水蒸気であるということを実験によって実証した訳であり、ここで白煙を出さない化の提案を求めているが、このことによってコストやエネルギーに反映されずに行うことは可能であるのか。
    • エネルギーを使っては意味が無いので、運転上の工夫などにおいて、技術的な工夫を行ってもらう趣旨である。まず、排ガス処理が乾式になる以上、現在の湿式に比べると白煙が出づらい。また、排ガスに含まれる水分を低減する工夫などが考えられる。
  • 建築の仕上げについての確認であるが、要求水準は最低の縛りであるとすると、どのくらいの縛りとするのか。下回ってはいけないという基準の決め手になることは何になるのか。提案で良いところを引き出そうとすると、難しいのではないか。
    • 決めた材質などについては絶対条件になってくる。また、メンテナンスの手間がかからないなどある。
  • 手順の話であるが、3月に実施方針を公表し、意見などがくるとある。その時に、要求水準書(案)を示し、事業者から「こういう縛りがあるが、これを外すと良い提案ができる」という意見があれば、受け入れる余地があると考えて良いのか。
    • ある。案で提示した内容のままで実施すると、事業者のより良い提案を阻害してしまうという意見があれば、それについては事務局と委員会によって最終判断を行っていく。
    • 実施方針の中で、案の公表、質問・意見、回答という手順を踏むこととしている。そのことによって、事業者が意見を行う余地があるということが示されている。
  • エコプラザについて連携を図るように書かれていない。
    • 市が連携をする想定で作るしかない。見学上の動線など、運営面での連携については何らかの形で記載が可能であるか、考えたい。
  • 防犯という記載を入れるべきである。
    • 自由に入れる見学者通路があるため、夜間は閉じるなどの検討を行いたい。
  • 煙突外筒のデザインが確定しないままに入札を行う形となっているが、可能なのか。
    • 煙突は、デザインが決まらないかもしれないので、材質だけ決めることも考えられる。
  • 煙突のデザインについて、生活環境影響調査の中で示さなければならないのではないか。
    • 煙突の高さや位置や形が変わる訳ではなく、表面のデザインが変わるだけであるので、対応可能だと考えている。
  • 広域支援への連携とあるが、固定費では無く変動費となると考える。費用について示す必要があるのではないか。
    • 固定費の中で行いたいのだが、場合によっては他市から払われる費用の中で捻出する
  • 住民対応について、事業者のリスク対応としても入れておくべきである。
  • 施設の光熱水費は事業者の負担にして余剰電力を事業者の収入にしたかたが、インセンティブが働き、無駄のない運転につながるのではないか。
    • 施設規模が小さいことで余剰電力の売電量が少ないため、あまりインセンティブが働かない。また、ごみ減量を前提にしているため、発電量も減る想定である。

 1月中旬ごろまでに、今回の素案に対する意見をいただき、今回の会議でいただいた意見とともに修正したものを確認していただき、2月の会議までに疑義が残らないよう準備することとなりました。

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