養育家庭(里親)制度

「養育家庭（里親）」とは、さまざまな事情により、自分の家庭で生活することができなくなったお子さんを、養子縁組を目的とせずに自らの家庭に迎えて養育してくださる家庭のことです。

養育家庭(里親）になってみませんか？

子どもが明るく健やかに成長していくためには、あたたかい家庭が大切です。
しかし、親の事故や病気などのために自分の家庭で暮らすことのできない子どもたちが大勢います。

東京都では、「養育家庭（里親）制度」を積極的に推進しています。市でも、養育家庭（里親）について皆様にご理解いただけるように、広報活動や養育家庭体験発表会を行っています。この制度の意義をご理解いただき、多くの皆様のご協力をお願いします。

質問1：養育家庭（里親）になるための主な条件は？

回答：特別な資格は必要ありませんが、以下のような要件を満たしていることが必要です。

1. 心身とも健全で、経済的に困窮していないかた。配偶者がいない場合には、補助者が原則必要です。成人の親族もしくは親族以外の同居者でも構いません。
2. 家族構成に応じた適切な環境の確保ができると見込めるかた。

などです。

質問2：養育に必要な支援は？

回答：児童相談所が中心となり支援を行います。養育家庭同士が集う機会もあり、養育に必要な知識を学びあえます。養育に疲れた時は、子どもの養育を一時的に休息できるシステムがあります。

質問3：お預かりしていただく期間は？

回答：お願いする期間は、原則として1カ月以上ですが、数日間から数年間などさまざまです。

質問4：養育にかかる費用は？

回答：日常生活や教育費などの養育費は東京都から基準に基づき支給されます。

その他詳しいことにつきましては、杉並児童相談所又は子ども家庭支援センターへお問い合わせください。