「心の防災」に、ダンスの力でアプローチするBaobab第17回本公演『ゆれ』上演
吉祥寺シアターでは令和8年5月2日(土曜日)~5日(火曜日・祝日)にBaobab第17回本公演『ゆれ』を上演します。本作は「ゆれ」身体の揺れ、心の揺れ、そして地震という大地の揺れを重ね合わせ、未来への想像力を身体から立ち上げる作品です。
本作は「揺れる身体」「揺れる心」「揺れる大地」をテーマに、来るべき震災と不確かな未来を背景に、身体表現を通して人間の感覚と想像力を立ち上げるダンス作品です。ダンサーによる群舞に加え、生演奏と彫刻を取り入れた舞台空間を構築し、現代社会における“ゆれ”の感覚を観客と共有します。
振付・構成・演出 北尾亘コメント

自身にとって最もホットなトピックが今作のテーマとなりました。1つ目は「ダンスに対する純粋な知的好奇心」です。フィジカルに直結するテーマを作品化することは、SNSやYouTubeを通してダンスが日常にあふれるようになった現代へと真っすぐに投げかけられることだと想像します。ダンスの最小単位を“揺れる”と捉えたとき、さまざまなジャンルを経由してコンテンポラリーダンスに行き着いた自身の最新の感覚とダンスへのこだわり(振付や身体デザイン)を織り込んでお届けしたいと思います。
2つ目は「心の防災」です。震災と無縁ではいられないこの国において、追悼や鎮魂、地震のメカニズムについて触れる作品は少なくないと感じます。一方で未来についての想像力や備えが足りているのか?という問いが頭を過(よぎ)ったことが今作の着想に結び付きました。Baobab初の単独公演は平成23年3月末、その後に東日本大震災への追悼の想いを作品化した経緯があります。地震とは切り離せないカンパニー活動の中で、今作では未来に主眼を向けて、人々や自然との共生を想像しながら、ダンスが少しでも明るい営みへと寄与できるよう創造したいと意気込んでいます。
エネルギッシュな群舞、個性豊かなキャストの多彩さ、生演奏によるLIVE感、漆黒の彫刻が奥行きを生み出す舞台空間、言葉や群像から描き出す現代性。多くの要素を内包したBaobabの新たなステージを、ぜひともご体感いただきたいです。
公演概要
- 公演名
- Baobab第17回本公演『ゆれ』
- 日時
- 5月2日(土曜日)~5日(火曜日・祝日)
- 場所
- 吉祥寺シアター 劇場(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)
- 料金
-
一般 5500 円/U-30 4000円 ほか
かつて、私のカラダを揺らしたのは、だれかの胸と腕のなか。
これはもしもの先、再び“ゆれ”始めるための、未来へのレッスン。
心がゆれる。カラダをゆらす。この予行演習≪レッスン≫は、現実になる。
<『ゆれ』フライヤー掲載テキスト>
Baobab プロフィール

平成21年旗揚げ。主宰の北尾亘が全作品の振付・構成・演出を担う。カンパニー所属メンバー12名。“土着的でリズミカルに躍動する振付”と“演劇的視点による現代への考察”を特徴に、群舞を通して群像を描く。これまで16回の単独公演のほか、「DIALAW FESTIVAL2023(セネガル)」、「東京芸術祭 2021」、「San Francisco International Arts Festival 2018(アメリカ)」、「Dance New Air」、「KYOTO EXPERIMENT 2013」など、国内外のフェスティバルに参加。上演作は30作品を超える。また、若手アーティストによるダンスフェスティバル『DANCE×Scrum!!!』を隔年で5回開催するなどダンス界の活性化を目指す企画運営も行う。
クレジット
- 振付・構成・演出
- 北尾亘(Baobab)
- 出演
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米田沙織、伊藤まこと、シュミッツ茂仁香、アラキミユ、上松萌子、北尾亘(以上Baobab)、河内優太郎、市ノ澤直希(Chapter)、吉野百葉(Envision nextage)、岡田太郎、高澤礁太、吉田明莉(注意)(Tarinof dance company) 、吉田渚(注意)、上村なおか
(注意)・・・オンステージスウィング - 主催
- Baobab
- 提携
- 吉祥寺シアター(公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団)
- 助成
- アーツカウンシル東京 (東京ライブ・ステージ応援助成)
本件の周知記事掲載や取材についてぜひご検討ください
この記事に関するお問い合わせ
(公財)武蔵野文化生涯学習事業団 吉祥寺シアター 担当:溝上
- 電話0422-22-0911
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